【無言の県知事】中国当局の船が尖閣周辺で18日から3日連続で領海侵入。20日に領海出る




いよいよ中国船の領海侵入が常態化してしまうそうだ。

中国当局の船が尖閣周辺で3日連続で領海侵入をしたと報じられた。今年になって25日目だそうだ。また、尖閣周辺にいるのは、15日連続だという。

第11管区海上保安本部(那覇)は20日、沖縄県・尖閣諸島周辺で18日から相次ぎ領海侵入した中国海警局の船4隻が領海内に引き続きとどまっていると発表した。中国当局の船が尖閣周辺で領海侵入したのは3日連続で、今年25日目。

11管によると、4隻のうち3隻は18日午前2時10分ごろから、1隻は19日午前2時15分ごろ侵入。領海内の日本漁船1隻の動きに合わせて航行しており、海保の巡視船が領海から出るよう警告している。

接続水域を含め、尖閣周辺で中国船が確認されるのは15日連続となった。

引用元 中国船の領海侵入3日連続 尖閣周辺

20日の午後9時ごろに領海をでたようだ。第11管区海上保安本部(那覇)は20日、「領海侵入した中国海警局の船4隻が20日午後9時ごろから順次、領海の外側に出た」と発表した。(参考

しかし、再び領海侵入を繰り返すことは目に見えている。政府もこのまま無策ではいつまでも行為が繰り返され、やがては尖閣上陸を許してしまうかもしれない。尖閣に施設を置き常駐させるべきだろう。

一方で、玉城知事がこの件について無言でいることが問題視されている。7月の中国訪問で玉城デニー知事は尖閣問題になにも言及しなかったが、これでも非難するつもりはないのだろうか。

玉城知事の訪中について、八重山日報は「主張しないのは認めたこと」と報じ、石垣市の関係者や県議会の憤りの声を紹介していた。

訪中した玉城デニー知事が中国の李強首相と面会した際、中国艦船が尖閣諸島周辺海域で領海侵入を常態化させている問題に言及しなかったことを受け、尖閣を行政区域に抱える石垣市の関係者からは、憤りの声が上がった。
尖閣周辺で漁をしたこともある八重山漁協所属の漁業者、名嘉秀三さん(60)は「尖閣周辺にも沖縄のウミンチュがいて仕事をしている。(尖閣問題について)一言も言わないのはおかしい」と疑問視。「知事は漁民の話を聞きに来ない。離島の問題に興味がないのではないか。第一次産業をばかにしているのではないかとも感じる」と批判した。
中国との友好を重視する知事の姿勢については「それはそれ、これはこれ。主張すべきことは主張すべきだ」と指摘した。
県議会で、中国指導部に尖閣問題を提起するよう知事に求めた石垣市区選出の大浜一郎県議は「国際社会から見ると、何も言わないということは相手の言い分を認めたということ」と懸念。知事が展開する「独自外交」に対しては「外交は互いの摩擦を調整していく重要な作業だ。知事には外交のセンスはない」と断じた。

引用元 「主張しないのは認めたこと」 地元、尖閣問題回避に憤り 玉城知事訪中

まさに指摘の通り、沖縄県知事が何も言わなかったことで、中国は沖縄県は問題視していないと受け取ったかもしれない。玉城知事が非難したからと言って、中国が蛮行をやめるとは思えないが、沖縄県民とくに八重山住民からすれば、知事が声をあげなかったことで落胆は大きいはず。

SNSには実際にこんな投稿があった。

玉城知事は米軍基地については先陣を切っているが、相手が中国になるとまるで別人だ。尖閣周辺では県民が漁業を行っている。県民の安全を考えているなら、中国に対して直接声をあげなくとも積極的に国に対応するよう働きかけるはずだが、そういった行動も目立っていない。八重山住民のことを考えているのなら、せめて基地問題の半分くらいは尖閣に注視して欲しいものだ。







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