立憲民主党・岡田幹事長、処理水の海洋放出について「国民の不信は高まるばかりだ」→世論調査で55%が処理水海洋放出に賛成ですが??
岸田総理が先送りできない課題についてまたしても決断を下した。今回、決断が下されたのは福島第一原発の処理水の海洋放出だ。
関係閣僚会議を開催し、気象・海象条件に支障がなければ24日にも海洋放出すると決めたのだ。
海洋放出について決断が下されるまで、一部野党からは批判の声が飛んでいた。立憲民主党の岡田幹事長は記者会見で「国民の不信は高まるばかりだ」と批判していた。しかし、だ。岡田幹事長の記者会見の翌日に報じられた世論調査では、海洋放出について賛成が過半数を超えているのだ。
岡田幹事長のいうところの「国民」とは誰のことを指すのか。少しは「聞く力」を発揮し、世論の動向の把握に努めるべきでは?
「国民の不信は高まるばかり」と批判する岡田幹事長!その「国民」とは?????
岸田総理が24日にも行うと決断した処理水の海洋放出。科学的な問題はクリアになっているにも関わらず、批判の声をあげていたのが一部の野党だ。
立憲民主党の岡田幹事長は20日の記者会見で次のように語っている。
立憲民主党の岡田克也幹事長は(中略)「(中略)国民の不信は高まるばかりだ」と仙台市で記者団に述べた。
併せて「関係者の努力でようやく風評被害がなくなってきたのに、後戻りさせてしまう政治の責任は非常に重い」と強調した。
(出典 衆議院インターネット審議中継)
相変わらず、ツッコミどころ万歳の記者会見をする岡田幹事長。「関係者の努力でようやく風評被害がなくなってきたのに、後戻りさせてしまう政治の責任は非常に重い」との発言は誰に向けてのものなのか。
立憲民主党に所属する国会議員が韓国の野党と連携している事実を忘れているのではないか。その議員は今なお「処理汚染水」と安全性に問題があると受け取れかねない表現を使っている。
このような所属議員を野放しにしている立憲民主党の「政治の責任」は非常に重いものと言わざるを得ない。
さらに、だ。岡田幹事長は「国民の不信は高まるばかり」とも批判しているが、記者会見の翌日に報道された世論調査では様相が異なる。
処理水を今夏に海洋に放出する政府方針については「賛成」が55・8%、「反対」は36・7%だったのだ。(参考)
岡田幹事長は一体何をみて「国民の不信は高まるばかりだ」と語ったのか。そして岡田幹事長が言うところの「国民」とは一体誰を指しているのか。
岡田幹事長は、左に凝り固まった岩盤支持層以外の動向を把握できていないのではないか。岡田幹事長の記者会見を聞けば聞くほど、野党第一党という立ち位置にしてはお気楽な姿勢が窺える。
政府の方針に批判するよりも、どのようにすれば風評被害を払拭できるのか。建設的な立場で問題解決に努めてもらいたい。