山口代表の訪中、中国側が「時期が不適切だ」と判断し延期⇒どうせ沖縄県知事と同じく抗議をしなかっただろうから、良かったかも

公明党は２６日、山口那津男代表らの訪中が、中国側から「時期が不適切だ」との判断が示され延期となった。

山口代表は習近平国家主席に宛てた岸田総理の親書を携えて訪中する予定だった。

公明党は２６日、山口那津男代表らが２８～３０日の日程で予定していた中国訪問を延期すると発表した。中国側から「時期が不適切だ」との判断が示されたという。中国側は東京電力福島第１原発の処理水の海洋放出に反発し、日本産水産物の輸入を全面禁止すると発表しており、対話の窓口も閉ざした形だ。

公明は中国政府との良好な関係を生かし、４年ぶりとなる訪中団派遣の実現を目指していたが、２６日に中国側から「当面の日中関係の状況に鑑み、適切なタイミングではない」との判断が示されたという。

山口氏は岸田文雄首相に親書の作成を要請し、訪問中に習近平国家主席らとの面会が実現するかが焦点だった。公明は「適切な訪中のタイミングを再調整したい」としている。

引用元　公明代表ら訪中延期　中国側が「時期が不適切」、処理水で反発

中国が判断したから訪中を取りやめたというところが公明党らしい。日本の政党なら中国の科学的根拠に基づかない日本産水産物の輸入全面禁止が出された時点で、抗議の意味を込めて取りやめるはずだ。

もし山口代表の訪中が予定通り行われていたら、山口代表は中国の日本産水産物の輸入全面禁止について抗議をしただろうか？おそらく玉城デニー沖縄県知事が訪中した際に尖閣について言及しなかったように、山口代表も事を荒立てる発言はしなかっただろう。もしそうなればまた中国に誤ったメッセージを送ることになっていたかもしれない。そう考えると今回の訪中が取りやめになってよかったと考える。

公明党はこの期に及んで山口代表の訪中を再調整するようだが、かつて安倍ー菅政権が韓国に対して丁寧な無視を実行したように、今は日本から中国を突き放す時ではないだろうか。