川勝知事が9月議会に給与返上条例を提出へ!今度は本当に返上しますか????
全国的にみても迷知事として名を馳せている川勝知事。リニア中央新幹線の阻止に懸命になっているが、その一方でその知事としての資質についても大きな疑問が付き纏っている。
自ら給与等の返上に言及していながら、返上していなかったことが明らかになり、集中砲火を浴びたことは記憶に新しい。
その給与返上について動きがあった。審議の状況が整ったとし、9月議会に条例を提出すると言うのだ。
しかし、だ。初めて給与等の返上に言及したのは1年半以上前だ。川勝知事が本当に条例を提出するのか監視しなければならない。
9月議会で条例を提出?今度こそ本当ですか?
自らの暴言をきっかけに、給与等の返上に言及していた川勝知事。しかし、だ。普通の知事なら有言実行しているはずだが、今年の7月には返納していないことが明らかになった。
川勝知事が有言実行しなかったのは今回が初めてではない。朝日新聞の報道によると2009年の知事選で「退職金ゼロ」を公約にしていたが2期、3期目の退職金としてそれぞれ約4050万円を受け取っているとされている。(参考)
ここまで自らの言葉を軽々に扱う知事も珍しいが、給与等の返上については、批判の多さに怯んだのか7月12日には閉会を迎えた県議会で次のように語っていた。
こうした中、川勝知事は、12日に閉会を迎えた県議会の本会議で、「県議会をはじめとして県民の皆様に十分に私の考えを伝えずお詫びする」と謝罪しました。
その上で、「条例案を提案したいとの思いは変わっていない。今回の県議会で審議できる環境に変わった」と述べて、9月議会で、返上に必要な条例の改正案を提出して返上する意向を改めて表明しました。
(出典 静岡県庁)
給与等の返上の条例を提出することを表明した川勝知事。しかし、だ。今までの川勝知事の言動をみれば、この川勝知事の言葉を信用する人はいないはずだ。
そして9月議会近づく8月22日。記者会見で川勝知事は改めて条例を提出する意向を示した。
(川勝知事)
「今回は(条例案を)出せる状況であることが、6月議会の総務委員会でわかったので出す意向。できていることとできていないことがある、9月議会までには調整を進めていきたい」コシヒカリ発言から1年半以上経ち、ようやく条例案を提出する理由については「審議できる環境が議会側に整ったため」と強調しました。
「審議できる環境が議会側に整ったため」と、今まで条例を提出することができなかった原因が議会にあるような言い回しには呆れるが、今度こそ給与等を返上するつもりのようだ。
しかし、だ。今まで議会のせいにし、条例を提出してこなかった川勝知事のこと。また議会に責任をなすりつけ、条例を提出しない可能性も否定できない。
川勝知事が本当に条例を提出するのか、提出するまで監視が必要だ。