辺野古訴訟の沖縄県敗訴受け、石垣市長「ここからは政治的闘争を終え、県益、普天間の危険性除去を最優先する方へ舵を切って欲しい」

沖縄の米軍普天間基地の移設先の名護市辺野古の地盤改良工事の設計変更をめぐり、沖縄県と国が争っている裁判で、最高裁判所は沖縄県側の上告を退ける判決を言い渡し、沖縄県の敗訴が確定。県は、国の指示に従い工事を承認する義務を負うことになる。

これを受けて中山義孝石垣市長は「玉城知事は「あらゆる手段で辺野古反対」を公約に掲げましたが、結論が出た以上、ここからは政治的闘争を終え、県益、普天間の危険性除去を最優先する方へ舵を切って欲しい」と呼びかけた。

辺野古訴訟は最高裁で沖縄県の敗訴が確定しました。これ以外の関連する裁判でも県は敗訴しています。玉城知事は「あらゆる手段で辺野古反対」を公約に掲げましたが、結論が出た以上、ここからは政治的闘争を終え、県益、普天間の危険性除去を最優先する方へ舵を切って欲しい。 https://t.co/k6fNwaOEO1

— 中山よしたか(石垣市長) (@yoshitaka_ISG) September 5, 2023

一方の玉城デニー沖縄県知事は判決を受け「公平・中立な判決を最後まで期待していただけに、極めて残念だ」「憲法が定める地方自治の本旨をもないがしろにしかねない」と非難したうえで、「判決内容を踏まえ、対応を検討してまいりたい」「判決で県民の意思が変わってしまうわけではない」「自分が辺野古新基地断念を求めるという意思にまったく変わりはない」と述べた。（参考）

石垣市長の呼びかけは玉城知事に届くだろうか。

中山市長の投稿に対するネットの反応

玉城デニー、お前も一応沖縄県知事なら
沖縄県民の声を聴け。
活動家の支援ばっかりしてんじゃねぇぞ！！！

自治体の長は
こうでなければ。

中山よしたか石垣市長のお考えが一番常識的でしょう。
玉城知事は最高裁の判断を尊重しないで否定しています。

知事はこれ以上無駄金を浪費せず沖縄県民の為の建設的な事業に投資せよ。

確かにおっしゃる通り。だが、玉城知事には出来ないでしょう。方針転換したが最後、支持者から裏切り者呼ばわりされて棄てられるのがわかっているでしょうから。

最高裁の判断に従わないならば、もはや法を守る気はさらさら無いと言うこと。
そんな人間が行政の長でいていいはずがない。
玉木知事は粛々と認めるか、辞職するかのどちらかを選ぶべきだ。