沖縄県知事、中国との対話を求める→中国が対話が成り立つと相手とお思いですか???

期待外れの訪中に終わった沖縄県の玉城知事。そんな玉城知事の対中国姿勢で目立つのが対話だ。

自民党の麻生副総裁が訪台の際に発した発言に対して、玉城知事は「中国側と丁寧な対話を重ねてほしい」と語っていた。

しかし、だ。中国に対して対話が成り立つと思っている時点で、外交感覚が欠如している。外交に憧れる玉城知事だが、ぜひ東アジアの現実を直視してもらいたい。

対話を主張する玉城知事。4つの国と地域が中国に一斉に抗議!

外交に憧れを持っている玉城知事。しかし、中国に関しては外交とは程遠く、ただの媚中的な姿勢を示している。そんな玉城知事は、政府に対して中国との対話を求めている。

沖縄県の玉城デニー知事は10日の記者会見で、自民党の麻生太郎副総裁が台湾海峡の平和と安定に強い抑止力が必要だとして、日米や台湾に「戦う覚悟」が求められていると発言したことに苦言を呈した。「従来の政府方針に反するとの指摘がある。政府は誤った受け取られ方をしないよう、中国側と丁寧な対話を重ねてほしい」と求めた。


(出典 全国知事会)

引用元 沖縄知事、麻生氏発言に苦言 「戦う覚悟」巡り、中国と対話を

対話自体は否定しないが、中国は対話が成立する国なのか。

中国が東アジアで軋轢を生んでいるのは我国だけではない。南シナ海でも東シナ海同様に現状変更を試みている。

何と、だ。中国が公表した最新の地図では南シナ海の90%にも及ぶ地域に、中国の権益が及ぶとしたのだ。

当然、この横暴に対して4つの国と地域が一斉に抗議に出た。

フィリピン外務省は「フィリピン領土・領海に対して中国が主張する主権や権益を正当化するこの試みには、国際法上の根拠が全くない」と指摘。

(中略)

マレーシア政府も、地図について外交的な抗議文書を提出したと表明。同国は新たな地図に何ら拘束されるものではないと述べた。

台湾外交部の報道官は、台湾は中国の一部ではないと改めて強調した上で「中国政府が台湾の主権を巡る自らの立場をどのようにわい曲しようとも、われわれが存在するという客観的な事実を変えることはできない」と語った。

ベトナム外務省は、地図に基づく中国側の主張には何の価値もなく、ベトナムの主権と国際法に違反しているとの見解を示した。

引用元 中国の最新領土・領海地図、アジア4カ国・地域が一斉に抗議

4つの国と地域が同時に抗議するなど異常としか言いようがない。

このような横暴を働く国に、玉城知事は本気で対話が成立すると思っているのか。フィリピン外務省が言うように、中国は仲裁裁判所の判決をも無視する国なのだ。

中国が対話の成立するような国であれば、4つの国と地域が抗議する事態には至っていないはずだ。

せめてもの救いは玉城知事が行なっている外交とやらが「なんちゃって外交」であると言うこと。我国の外交に携わることは当然できないのだ。

外交に憧れる玉城知事。東アジアの現実を認識し、中国の分断工作に引っかからないよう注意してもらいたい。

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