【新閣僚発表】木原氏が防衛相。安倍内閣で内閣総理大臣補佐官を務め、党内きっての親台湾派
内閣改造の閣僚名簿が発表された。
内閣改造 閣僚の顔ぶれ
▼総務大臣に鈴木淳司氏
▼法務大臣に小泉龍司氏
▼外務大臣に上川陽子氏
▼財務大臣は鈴木俊一氏が留任
▼文部科学大臣に盛山正仁氏
▼厚生労働大臣に参議院議員の武見敬三氏
▼農林水産大臣に宮下一郎氏
▼経済産業大臣は西村康稔氏が留任
▼国土交通大臣は公明党の斉藤鉄夫氏が留任
▼環境大臣に伊藤信太郎氏
▼防衛大臣に木原稔氏
▼官房長官は松野博一氏が留任
▼デジタル大臣は河野太郎氏が留任
▼復興大臣に土屋品子氏
▼国家公安委員長に参議院議員の松村祥史氏
▼こども政策担当大臣に加藤鮎子氏
▼経済再生担当大臣に新藤義孝氏
▼経済安全保障担当大臣は高市早苗氏が留任
▼地方創生担当大臣に自見英子氏
一番注目したのは林芳正外務大臣が外れたことと、防衛大臣に木原稔氏を就任させたことだ。新たな外務大臣が誰になったかということよりも、林氏が外れたことに「やれやれ」と思った人が多いのではないだろうか。そして、木原氏を防衛大臣にしたことは、台湾有事をにらんでのことだと思う。木原氏は安倍内閣で内閣総理大臣補佐官を務め、議員連盟「日華議員懇談会」事務局長を務めてきた。党内きっての親台湾派と言われている。岸田政権の台湾政策の本気度がうかがえる。
そして、さっそく反応した人がいる。
防衛大臣になる木原稔氏は2015年、沖縄全戦没者追悼式で安倍晋三氏に「帰れ」とヤジを飛ばした参列者たちが沖縄県による「動員」だったというトンデモ陰謀論を唱えた。
自民党本部に百田尚樹氏を招き、沖縄に関するデマ講演も主催した。
今度は沖縄とどう向き合うのか。https://t.co/dWde1NlfiV
— 阿部岳 / ABE Takashi (@ABETakashiOki) September 13, 2023
しかし、「この方のこの過度な反応を見るに、木原稔議員の防衛大臣就任は日本にとってプラスなのだ…と分かる」そうだ。
この方のこの過度な反応を見るに、木原稔議員の防衛大臣就任は日本にとってプラスなのだ…と分かる。 https://t.co/BlvBjvXzLn
— 小野寺まさる (@onoderamasaru) September 13, 2023
つまり、保守層にとっては良い人事ということみたいだ。これは期待するしかない。