
在日ウクライナ大使館が立憲・原口氏に抗議「強い懸念を表するとともに、絶対に受け入れません」
在日ウクライナ大使館は13日、立憲民主党の原口一博衆議院議員によるウクライナに関する発言について、Xで「強い懸念を表するとともに、日本国会によるウクライナ支持決議に相違するものとして、絶対に受け入れません」と抗議。投稿には問題の発言があった動画のURLが添付されている。
在日ウクライナ大使館は、SNS経由発信された原口一博議員によるウクライナに関する発言につき、強い懸念を表するとともに、日本国会によるウクライナ支持決議に相違するものとして、絶対に受け入れません。@CDP2017 https://t.co/NBAwObZXHi
— 在日ウクライナ大使館 (@UKRinJPN) September 13, 2023
このことは朝日新聞が報じていた。
在日ウクライナ大使館(東京都港区)は13日夜、立憲民主党の原口一博衆院議員(64)の発言について「強い懸念」を表明し、「絶対に受け入れられない」と抗議する文章をX(旧ツイッター)に投稿した。原口氏がネット上の動画で、ウクライナに関する虚偽情報を発信したことへの抗議とみられる。
投稿では原口氏のどの発言を問題視したのかについての具体的な言及がなく、朝日新聞はウクライナ大使館に問い合わせている。大使館は抗議の文章とともに、原口氏が12日に配信したユーチューブ動画のURLを同じ投稿に張り付けた。
原口氏は「緊急ライブ! 2024年 アメリカの崩壊はあるのか!?」と題した71分の動画で、米国出身の自称・軍事評論家と、別の日本人と計3人で対談。「米国よりもロシアの方が表現の自由がある」といった持論を述べ、現在の米政権を批判的に論じた。
その上で、「北大西洋条約機構(NATO)の東方拡大がロシアの戦争を招いたと、ストルテンベルグ事務総長が認めた」という誤った情報に基づく主張を展開した。
また、「日本はネオナチ政権の後ろにいる」との誤った認識を話すとともに、日本が世界銀行を通じてウクライナの復興支援に関わっていることについて「アメリカから武器をたくさん買わせて、その請求書はうちにくる」とも語った。
立憲の米山隆一衆議院議員は「同じ党員、ウクライナ議連会員の私にとっても受入れ難い発言で訂正・撤回をと思います」とコメント。
①言うまでもなくウクライナはネオナチと無関係です
②世銀融資の保証は財金委で議論しましたが武器資金ではなく復興資金で、ウクライナが返済できなくなる可能性は高くありません
③同じ党員、ウクライナ議連会員の私にとっても受入れ難い発言で訂正・撤回をと思いますhttps://t.co/sAhERpxC45— 米山 隆一 (@RyuichiYoneyama) September 13, 2023
さて、党内で問題視されるかどうか。岡田克也幹事長は所属議員の「汚染水」表現を巡って「個々の議員が(意見を)言えなくなるようなことにはしたくないというのが私の信念だ」と述べていた。本件は今のところ個人への抗議のようなので、党としては対応しないのだろうか?今後の対応が注目される。
それにしても処理水を党の見解に反する「汚染氏」と表現したり、処理水放出を巡り韓国野党と勝手に共同声明を出したりなど、トラブルメーカーが続出して執行部もさぞ頭が痛いだろう。
ネットの反応




これどうすんの?


