【日本の外交努力の勝利】ユネスコ、韓国の軍艦島デマをほぼ削除し、日本の努力を評価
ユネスコ世界遺産委員会は、世界遺産に登録された端島(通称・軍艦島)を巡り、韓国が主張を続けた朝鮮人強制動員などについての日本への批判をほとんど削除し、日本の努力について前向きの評価を下したそうだ。
ユネスコ世界遺産委員会は、2015年に世界遺産に登録された端島(通称・軍艦島)など朝鮮人強制動員の論議のある近代産業施設に関してまもなく採択する「勧告文」で、日本に対する批判をほとんど削除したことが確認された。文在寅(ムン・ジェイン)政権の時は政府レベルでこの問題解決に努めてきたが、韓日の歴史問題に対して「譲歩」してきた尹錫悦(ユン・ソクヨル)政権では、以前のように粘り強い努力がなされなかったとみられる。日本政府は「外交攻勢で韓国に巻き返しを狙った結果」と評した。
産経新聞は12日、「世界遺産委員会は2021年、韓国の主張を受けて日本の対応に不満を示したが、今回の決議案は、日本の努力を前向きに認める内容になっている」と報じた。実際、同委員会が9日にホームページで公開した「明治日本の産業革命遺産」の世界遺産登録の後続措置に関する決議文草案をみると、日本のこれまでの措置を肯定的に紹介する内容の比重が大きい。
中略
今回の世界遺産委員会の決議文は、2年前の第44回会議で採択された内容とはかなりの差がある。当時は日本が端島などを世界遺産に登録する際に勧告した後続措置を履行しなかったことに対し、「強い遺憾」(strongly regrets)を示し、忠実な履行を求めた。それとともに、産業遺産情報センターに関しては、1940年代に朝鮮人などが強制労働させられた事実を理解できる措置が不十分であり、犠牲者を追悼する展示等もないと指摘した。これに対して日本政府は昨年11月、「朝鮮人の動員は適法であり、差別もなかった」という従来の主張を繰り返した報告書をユネスコに提出した。日本が依然として「強制動員と朝鮮人差別」を認めていないにもかかわらず、展示内容を一部変えたことに対して前向きな評価を下したわけだ。
日本はこれを「外交の勝利」と受けとめている。産経新聞は「先月にはエルンドゥ・アソモ(ユネスコ)世界遺産センター所長を(東京にある)産業遺産情報センター視察に招き、外交攻勢で韓国に巻き返しを狙った」と強調した。日本政府関係者も「日本の努力を直接伝え、判断してもらうよう努力した」と述べた。韓国政府も決議文協議の過程で意見を明らかにしてきたというが、日本の意向に合わせた草案作成に歯止めをかけることはできなかった。韓国の外交部当局者は「決議文が最終的に採択されたら立場を明らかにする予定」と語った。
確かに日本の努力も大きいが、記事にもあるように尹政権になったことの影響も大きいと言える。ただ、粘り強く交渉を行ってきたことは評価に値する。
韓国の報道なので、日本が外交で無理やり納得させたかのように映るが、日本はただ事実を丁寧に積み重ね説明していっただけだ。
ネットの反応
でも、強制労働などではなく日本人と同じく労働者として働いていた。
炭鉱で働いていたから強制労働だと何の根拠もなく騒ぎ立てる韓国の主張にはしっかりとした根拠を示し否定する必要がある。
韓国側はその主張の根拠や証拠を提出できず、日本の追加調査結果や主張がユネスコ決議案に採用された、と云う事ですね。
WTOの驚きの逆転もあったので、最終的に採択された決議文が明らかになるまでは気を緩められませんが、まずは良かった。
能天気な韓国左派マスコミをよそに尹錫悦政権は日本との軋轢は極力解消したいと考えているのが良くわかる。
それだけ極東有事に対する緊張が危機レベルという認識なのかもしれない。
ただし、次の大統領が全部ひっくり返してしまう危険性は依然として高い。
韓国政府の言い掛かりがこの問題をエスカレートさせただけの事だと思う。
もし本当に強制があったのなら証言以外の証拠を示して頂きたい。出て来ないとは思いますが。