泉代表、訪米で存在感をアピールするも、国内では所属議員の発言にウクライナ大使館が抗議!!
泉代表が外交音痴っぷりを見せつけた民主党政権のイメージ払拭に動いた。代表就任後初となるワシントン訪問を果たしたのだ。
「日本の政治勢力として、米国と共にやっていけると思ってもらえた」と訪米の成果を自画自賛している。しかし、だ。泉代表が訪米している中、所属議員の発言がウクライナ大使館の逆鱗にふれ、抗議される事態が発生した。
存在感を出そうとする代表と足を引っ張る所属議員。いかにも立憲民主党らしい。
泉代表が民主党政権のイメージを払拭しようとするも、所属議員に大使館から抗議!
来月に招集されると報じられている臨時国会。通常国会では他党との言い争い以外、存在感を示すことができなかった立憲民主党だが、泉代表が存在感を出そうと動いている。
代表に就任して以降、初となるワシントン訪問を果たした。
立憲民主党の泉健太代表は13日、代表就任後初めて訪問したワシントンのホテルで記者会見し、米政府高官らとの面会を通して野党第1党の存在をアピールできたと成果を強調した。「日本の政治勢力として、米国と共にやっていけると思ってもらえた」と述べた。
(中略)
米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設は話題にしなかったとした。
(出典 衆議院)
日米関係をボロボロにした民主党政権とは違う印象を植え付けたい泉代表。訪米の成果を「日本の政治勢力として、米国と共にやっていけると思ってもらえた」と自画自賛する始末だ。
泉代表が民主党政権のイメージ払拭に努めている中、民主党政権で閣僚まで務めた原口さんの発言がウクライナ大使館から抗議を受ける事態になっている。
在日ウクライナ大使館は、SNS経由発信された原口一博議員によるウクライナに関する発言につき、強い懸念を表するとともに、日本国会によるウクライナ支持決議に相違するものとして、絶対に受け入れません。
大使館からの抗議を受けて、立憲民主党の動きは珍しく早かった。即座に原口さんに対して岡田幹事長が口頭注意を与えたのだ。
岡田氏の声明は次の通り
「原口衆議院議員の発言の中には、『日本はネオナチ政権の後ろにいるんだって』との表現がある。本人に確認したところ、ウクライナがネオナチだとロシアが言っているとの趣旨であったとの説明があったが、ウクライナがネオナチ政権であると発言したと誤解されかねないとの指摘もある。なお、既に発言を含む動画は本人により削除されている。議員個人には、発言の自由が認められるとしても、上記発言は重大な誤解を招きかねない不適切なものであり、今後繰り返されることのないよう口頭で注意を行った」
(出典 衆議院)
「重大な誤解を招きかねない不適切なもの」という理由で口頭注意を行なった岡田幹事長。泉代表が民主党政権のイメージ払拭に努めている中での問題発言に呆れるしかない。
迅速な動きを見せたことは評価したい。だが、「重大な誤解を招きかねない不適切なもの」というのが口頭処分の理由になるのであれば、ぜひ岡田幹事長には「汚染水」と喧伝している所属議員にも口頭注意をしてもらいたい。
泉代表、岡田幹事長、そして原口さんは民主党政権でそれぞれ内閣府大臣政務官、外相、総務相の重責を担っていた。民主党政権の負のイメージを払拭したいのであれば、民主党政権に関わった議員の引退が手っ取り早いのではないか。
いつまでも我国の政治の足を引っ張り続けていると思えてしまう民主党政権時の当事者たち。立憲民主党内からの奮起に期待したい。