無為無策の外務省!中国で拘束されている邦人が刑事勾留!訪中も無意味だった林前外相!!!
隣国でありながら我国にとって最大の脅威となっている中国。その中国では今年に入って我国の製薬会社の社員が拘束される事態が発生した。
4月には、林外相が中国外相と会談を行い、早期の解放を求めていた。しかし、だ。その後、拘束されている邦人が解放されたという報道もなければ、我国の外務省の動きすら報じられてこなかった。
外務省がもたもたしている間に、邦人が刑事勾留を受けていることが判明した。長期化が予想される拘束だが、我国の外務省、そして親中派とみなされていた林前外相は一体なにをしていたのか。
中国に強いパイプもない親中派など、百害あって一利なしだ。
拘束されている邦人が刑事勾留される事態に!
傍若無人な振る舞いを続ける中国。
その振る舞いは何も現状変更の動きだけではない。中国国内で経済活動を行う邦人にも危険が迫っているのだ。事実、今年に入って我国の製薬会社の社員が拘束される事態が発生した。
発生当初は、当時の林外相が中国に乗り込み、中国の外相と会談を行うなど、早期の解放を目指した動きが報じられていた。
中国を訪問中の林芳正外相は2日、秦剛外相と会談し、アステラス製薬の社員が拘束されたことに抗議し、早期解放を強く求めたことを明らかにした。秦外相は、法律に基づき処理すると応じた。
(中略)
林氏は会談後、記者団に対し「邦人拘束について抗議し、早期の開放を含む日本の厳正な立場を強く申し入れた」とした上で、「中国において当面予見可能な公平なビジネス環境が確保されること、安全面とともに正当な経済活動が保証されることを強く求める」と伝えたことを明らかにした。
(出典 外務省)
親中派とみられていた林外相の直接の言及は中国に届いたのか。中国とパイプがあるのであれば、早期の解放につながったはずだが、事態が進展することはなかった。
そして、解放に向けて進展するどころか事態は悪化しているのだ。
中国・北京で今年3月にアステラス製薬の日本人男性社員がスパイ容疑で拘束された事件で、中国当局が社員を刑事勾留したことが20日、分かった。日中外交筋が明らかにした。中国当局は正式に逮捕するかを近く、判断する。中国での刑事手続きにかけられ、拘束が長期化する懸念がある。
(中略)
拘束は既に約半年に及んでいるが、今回の刑事勾留をきっかけに正式逮捕に踏み切れば、起訴や裁判などを含めてさらに拘束が長期化する恐れが強まる。
何と、だ。解放に近づくどころか、拘束が長期化する可能性があると言うのだ。
林前外相は何のために中国の外相に直接解放を訴えたのか。少なくとも、林前外相、そして外務省が期待された役目を果たしたとは誰も思わない。
我国の親中派とは中国と太いパイプがある人物を指すのではないようだ。邦人の保護、そして国益に沿わないような親中派は我国にとって百害あって一利なしだ。
親中の外相が去った外務省を上川外相の手腕で立て直してもらいたい。