国が勧告を出すも、玉城知事「勧告の期限までに承認は困難」と期日までに承認しない方針⇒自民・佐藤氏「国は粛々と一段と高い「指示」に切り替え通知を行うべき」⇒ネット「とっとと代執行しろ」
米軍普天間基地の辺野古移設に伴う軟弱地盤の改良工事をめぐり、国交省は沖縄県に対し、27日までに地盤改良のための工事の設計変更を承認するよう「勧告」していたが、玉城デニー知事は「勧告の期限までに承認を行うことは困難である」と期日までに承認しない方針を明かした。
軟弱地盤の改良工事をめぐり、工事を承認しない沖縄県に対して国が行った裁判で、最高裁判所は4日、県の主張を退ける判決を下し、県の敗訴が確定。県に承認する義務が生じていた。しかし、判決後、2週間が経過しても県は承認しなかったため、国交省は県に対し勧告を出した。
期日までの承認は困難だとして、県は国に対して説明する文書を送ったそうだ。
玉城知事
「県民、行政法学者等から様々な意見が寄せられており、県政の安定的な運営を図る上で、これら意見の分析を行う必要があることなどから、同勧告の期限までに承認を行うことは困難である」県は27日までの承認は困難だとして国交省に対し、県の立場について説明する文書を送ったということです。
では、いつなら承認できるのか?というところだが、判断する時期のめどについては、取材に対し「その都度、対応は検討したい」と明言を避けたという。(参考)
自民党の佐藤正久参議院議員はXに「国は粛々と一段と高い「指示」に切り替え通知を行うべき」と投稿。
【最高裁判決にも従わない玉城知事、国は粛々と一段と高い「指示」に切り替え通知を行うべき。司法にも従わない沖縄県行政、沖縄家の歴史に汚点を残すことに】
→辺野古承認は困難と政府に回答へ 軟弱地盤工事で玉城沖縄知事 #辺野古#代執行#玉城デニー https://t.co/vNGGprKnRB— 佐藤正久 (@SatoMasahisa) September 27, 2023
国も「指示」に切り替える見込みと報道された。それでも県が承認しなかったら次は「代執行」だ。
今回の県の回答を踏まえ、国は「指示」に切り替える見込みだ。それでも県が承認しない場合、国が県に代わって承認する「代執行」に向けた訴訟を高裁に提起する可能性がある。高裁が県に承認を求める判決を出し、一定の期限を過ぎても承認しなければ代執行できる。
県の対応は時間稼ぎでしかない。時間稼ぎをしたからといって、事態を一変させる何かがあるとは考え難く、無駄な抵抗をしているだけだ。国に抵抗している姿を反対派に見せているだけだ。