維新、無許可で訪ロの鈴木宗男氏の処分検討。藤田幹事長「処分対象として検討に値する」




日本維新の会の鈴木宗男参院議員が党に届け出を出さずロシアを訪問している問題で、日本維新の会は処分を検討しているという。党幹部は「党がルールとして定めていた海外渡航の際の届け出はない。国会議員団の副代表を務める鈴木氏の責任は軽くない。帰国後に本人から話を聞いて処分内容を決めたい」と語っていた(参考)。藤田文武幹事長は3日、「処分対象として検討に値する」と述べた(参考)。

鈴木氏は4日まで滞在し、ロシア外務省高官や議会要人らとの面会をしているという。(参考

ロシアへの渡航については、外務省が「ロシアへの渡航はどのような目的であれ止めてください」と国民に注意喚起していて、上川陽子外相は会見で「どのような目的であれ、ロシアへの渡航は止めていただくよう、国民の皆さまに求めてきているところだ」「政府として鈴木氏側から事前、あるいは事後に連絡は受けていない」と説明した。(参考

松野博一官房長官は記者会見で「報道やロシア側の発表は承知しているが、政府としてお答えする立場にない」と述べたうえで「どのような目的であれ、ロシアへの渡航はやめるよう求めている」と説明した。(参考

鈴木氏といえば、ガーシー(東谷義和)元参院議員の除名処分が決定した際に、参院懲罰委員長だった鈴木氏は「ガーシー議員は、法律や規則があって成り立つという民主主義の基本をわきまえていない。慎重な手続きをとって結論を出したので国民の理解は十分いただけると思う」と厳しい態度を示していた。この記憶がまだ新しいせいか、ネット上では「ガーシーさんを除名ならば鈴木宗男議員も除名では?」「ガーシーの時のように議員辞職を議決すべき」「ガーシーのこと散々ルール破ってるとか言ってたのに自分も破ってるじゃん」といった意見が飛び交っていた。また、「これ、丸山穂高氏がアウトで鈴木宗男氏がセーフならおかしい」という意見もあった。

さて、帰国後にどのような処分を下すのか注目されているようだ。







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