• HOME
  • 地方議員 , 政治ニュース
  • 川勝知事、議会に諮らず構想を披露→県議会から「議会を軽視している」との批判→「不適切発言」の範疇に入るのでは???

川勝知事、議会に諮らず構想を披露→県議会から「議会を軽視している」との批判→「不適切発言」の範疇に入るのでは???

言行不一致で注目を集める川勝知事。静岡県議会の9月定例会は、川勝知事の給与等の返上に関する条例案の行方が最も注目を集めた。

9月定例会の最終日に、川勝知事に深く反省することを促す付帯決議を付けて無事に、給与等の返上に関する条例案は可決された。

しかし、だ。その9月定例会の最終日を前に、またしても川勝知事の言動が物議を醸したことが報じられた。

なんと、議会に諮らず、構想をぶち上げたというのだ。

川勝知事がまたしても不適切な言動!

沖縄県の玉城知事と並んで、迷知事として歴史に名を残すこと濃厚な静岡県の川勝知事。無事に給与等の返上に関する条例案は9月定例会の最終日に可決された。

しかし、だ。その9月定例会の最終日を前にして、またしても川勝知事の言動が議会側の反発を受けていたというのだ。

反発を受けた原因は、川勝知事自らが「三島を拠点にしまして、東アジア文化都市の発展的継承センターのようなものを置き、今、土地を物色していると。詰めの段階に入っておりますけども」と語ったためだ(参考)。


(出典 全国知事会)

詰めの段階に入っていると川勝知事は語っているが、驚くことに川勝知事は、この構想を議会に諮っていなかったのだ。

当然、議会側からは「議会を軽視している」との声があがった。議会側からの反発を受け、9月定例会最終日に急遽、緊急質疑が行われることになった。


(出典 静岡県庁)

その緊急質疑で川勝知事は「この発言は、東アジア文化都市の取り組みを一過性に終わらせることがないよう、そのレガシー創出に向けた私の思いを語ったものであります。今議会において、議会の皆様とコミュニケーションを図る努力をしていくというように答弁した、私の考えは変わっておりません」と語り、事態の鎮静化に努めた(参考)。

事態の鎮静化に努めたことは評価できる。しかし、だ。「詰めの段階に入っておりますけども」と語っていながら、緊急質疑では「私の思いを語ったものであります。」と語っているのだ。

「詰めの段階」と「私の思い」との発言に整合性があるとは思えない。

そして、だ。忘れてはならないのが川勝知事の7月の発言だ。川勝知事は7月24日の記者会見で「また不適切発言をすれば辞職する覚悟で職務にあたる」と語っていたのだ(参考)。

今回の議会に諮らず、構想をぶち上げるのは「不適切発言」の範疇に入るのではないか。

川勝知事には、今度こそ、自らの言葉の責任を取ってもらいたい。

この記事が気に入ったら
いいね ! をお願いします!