• HOME
  • その他
  • 北海道の自治体にも「なぜ殺したのか」「クマがかわいそう」矛先はハンターにも。ハンター「面白半分にクマを駆除しているわけではない」

北海道の自治体にも「なぜ殺したのか」「クマがかわいそう」矛先はハンターにも。ハンター「面白半分にクマを駆除しているわけではない」




熊被害が各地で発生し、自治体は人里に来たクマの駆除を行っている。一方で「クマが可哀想」などという苦情が相次いでいるという。熊被害が相次いでいる秋田県の佐竹敬久知事は「人命最優先」の熊対策を行うと表明し、抗議の電話については「すぐ切ります」「これに付き合っていると仕事ができない。これ“業務妨害”です」と述べた。この姿勢は反響を呼び、「駆除は仕方ない」と考えている人達からは「正論だ」との評価を受けていた。

そんな中、今年7月に66頭もの牛を襲い続けたОSО18を駆除した北海道の自治体にも「なぜ殺したのか」「クマがかわいそう」「他に方法があったのではないか」といった苦情の電話が殺到しているという。その対象は自治体だけでなく、非難の矛先はハンターにも向けられているという。(参考

地元猟友会は「面白半分にクマを駆除しているわけではない」と憤る。また、「クマを獲ってそんな批判されるならハンターをやめたと。当然そうなるわけですよ。鉄砲を持たなくなってしまう。将来がどうなってしまうのか」と批判によるハンターへの影響を懸念している。(参考

苦情の多くが北海道外からのようだが、北海道民からは駆除について肯定的な意見があがっているようだ。

「捕獲して自然に戻すことができれば一番良いが、なかなか難しい」「人を襲うので怖い。駆除に対しての助力はある程度必要」「人間の命の方が大事。駆除しないと大変なことになる。これからどんどん被害が続出する」「危険なクマから守ってくれる人たち(ハンターなど)に対し。苦情をぶつけるのは違うと思う」(北海道民)

引用元 【クマの駆除】「やりたくてやっているわけではない」最前線の現場を悩ませる“相次ぐ批判”「道民の安全を考慮した上で駆除は必要」道外からの批判に理解訴え

秋田県の時も、秋田県民からは「かわいそうと思うなら一度ここに住んでみて欲しい」という意見もあったように、安全なところに住んで苦情の電話をしている都会の人たちと地元住民との隔たりは大きい。

熊に限らず、鹿、猿、猪など、農作物を荒らす野生動物は地方の農家にとっては悩みの種だ。農林水産省は「令和3年度の野生鳥獣による全国の農作物被害は約155億円」と発表している(参考)。生活を脅かす野生動物は駆除の対象でしかないという農家の考えは理解できる。ましてや人命にかかわるならなおさらだ。

自治体やハンターの方々は大変だろうが、批判をしている人は、それこそ声の大きい少数で、国民のおそらく数%もしかしたら1%に満たないと思うので、そこを理解して欲しい。大多数の国民は「人命優先」を応援し、特に地元住民は感謝していると思う。やりたくないことを住民の安全を優先して行っていることに胸を張って欲しい。







この記事が気に入ったら
いいね ! をお願いします!