国民民主党の前原誠司氏が「理解できない」と自民党、公明党、立憲民主党の首長選での相乗りを大批判!!!
来年2月に行われる予定の京都市長選。4期目の現職市長が立候補しない意向を表明しているため、各党が候補者擁立に動いている。
しかし、だ。国政からは想像がつかない事態になっているのだ。
なんと自民党、公明党、そして立憲民主党が相乗りするというのだ。この事態に国民民主党の前原府連会長が批判の声をあげた。
さらに立憲民主党所属の京都市議が、自らの政策、理念と一致しないとし離党の意向を表明したのだ。
国政では政府与党を批判するが、地方でがっつり手をつなぐ立憲民主党。本気で与党と対峙するつもりがあるのか大いに疑問だ。
京都市長選で相乗りすると報じられる3党
臨時国会が召集され、予算委員会の審議も始まっている。厳しく政府を追及する姿勢が報じられている立憲民主党だが、地方で想像しがたい行動に出ていた。
来年2月に実施される予定の京都市長選で、なんと自民党、公明党、そして立憲民主党の3党が相乗りすると言うのだ。
立憲民主党にとって京都は大事な選挙区だ。参議院の京都選挙区では福山元幹事長、そして衆議院の京都3区は泉代表の地盤だ。
立憲民主党の現代表、そして元幹部の地元だというのに、自民党、公明党と相乗りする感覚が理解できない。
この立憲民主党の不可解な行動に対して、批判の声を上げたのが国民民主党の前原誠司府連会長だ。前原府連会長は「野党第1党の党首のお膝元で、始めから自公と組むということ自体、理解ができない」と語ったと報じられている(参考)。
(出典 衆議院)
前原府連会長の批判の声はこれだけにとどまらない。さらに「地方もそういった構図が本来であれば持ち込まれるべきだ。非共産で固まってやりましょうという考え方はかなり古く、時代にそぐわない」と痛烈な批判もしている。(参考)
前原府連会長の大正論ともいえる主張が、立憲民主党の泉代表、そして福山元幹事長に届くことはあるのか。
この幹部の地元での情けなく感じられてしまう動きに対して、立憲民主党に所属する京都市議が行動にでた。「自民党と同じ市長候補を応援することは(自らの)政策や志と一致しない」として離党を表明したと言うのだ。(参考)
泉代表、そして福山元幹事長の地元で情けない行動をとる立憲民主党京都府連と違い、離党を表明した市議は筋を通している。
不可解な行動で離党表明者も出した立憲民主党。国政での政府との対決はただのポーズなのか。その本気度には大きな疑問が残る。