川勝知事が「お粗末」と言い放った調査結果を、知事の元腹心が「評価したい」と表明!元腹心とも溝が広がる川勝知事!
リニア中央新幹線の阻止だけに固執している川勝知事。そんな川勝知事だが、元腹心も川勝知事の姿勢には納得がいっていないようだ。
元腹心とは、副知事を務めていた難波氏だ。難波氏は静岡市の市長に当選して以降、良い意味で期待を裏切り続けている。難波市長は川勝知事を牽制し続けているのだ。
国土交通省の調査結果について、川勝知事は「お粗末」と一蹴したが、難波市長は「評価したい」と述べているのだ。
かつての腹心も離れていく川勝知事。人心も失ったようだ。
川勝知事とは真逆の評価をする難波市長
川勝知事の元で副知事を務めていた静岡市の難波市長。市長に当選した際には、川勝知事と足並みを揃えてリニア中央新幹線に対応するものと思われた。
しかし、だ。当選後の難波市長は川勝知事とは真逆の姿勢を示し続けている。
国道交通省が調査したリニア中央新幹線大阪開通後の東海道線の静岡県内停車数だが、川勝知事は調査結果に対して厳しい態度を表明していた。
川勝知事は23日の定例記者会見で、国土交通省の調査結果について、調査に感謝するとしながらも「お粗末であり、あきれている」と糾弾したのだ。(参考)
(出典 全国知事会)
静岡県の利便性が向上する調査結果であるにも関わらず、この言いぐさだ。
川勝知事が一蹴した調査結果だが、かつての腹心は全く異なる反応している。難波市長は調査について「私自身もかつて色々な需要予測をしてきたが、前提の置き方など非常に困難な予測で、しっかりとやっていただいたことは、評価したい」と定例会見で語ったのだ。(参考)
さらに、だ。川勝知事との決定的な違いは、難波市長が語った次の言葉だ。「停車回数の増加の効果だが、非常にありがたい話だが一番大事なことは、ひかりとこだまが停車してくれているが、あまり降りてもらえていない。停めたときに降りてもらえるような状態にするというのが、非常に大事だと思う。」と語ったのだ。(参考)
(出典 静岡市)
この難波市長の姿勢こそが地方自治体の長のあるべき姿だ。
川勝知事にとっては、停車本数が増えた後の静岡県のことなどどうでも良いということなのか。難波市長のように先を見据えるのが知事のあるべき姿だ。
かつての腹心、それも静岡市長との溝が広がる川勝知事。もはや潔く知事職から退いてもらいたい。