岸田総理が行った日中首脳会談に鳩山元首相が「処理水問題で流した責任は日本側なのに、禁輸した中国が悪いというのは些か無理」と問題発言!!
岸田総理がアジア太平洋経済協力会議に出席するためにアメリカを訪問した。
その訪米中には中国の習近平国家主席と会談し、両国の懸案事項について協議が行われた。課題が山積する日中関係だが、岸田総理は処理水の海洋放出に関して、中国がとった非科学的な行動に対して我国の主張をぶつけた。
言うべきことを中国に言った岸田総理。だが、今回の日中首脳会館について頓珍漢に思えてならない発言を鳩山元首相が行っている。
外交で迷走し続けたことをお忘れなのか。悪夢の民主党政権に携わった人物が外交を語るなど笑止千万だ。
頓珍漢にしか思えない主張を繰り出す鳩山元首相
岸田総理がアメリカ訪問中に中国の習近平国家主席と日中首脳会談を行った。我国と中国との間の課題の1つが福島第一原発の処理水の海洋放出についてだ。
IAEAからも国際的な安全基準に合致との評価を得て、行っている処理水の海洋放出。それにも関わらず、非科学的な日本産水産物の輸入停止措置をとったのが中国だ。
今回の日中首脳会談で、岸田総理は習近平国家主席に直接、日本産水産物の輸入停止措置の即時撤廃を改めて求め、「大局的な観点から率直かつ建設的なやりとりができた。一定の手応えを感じている」と語った。(参考)
(出典 首相官邸)
主張すべきことを主張した岸田総理だが、我国の総理経験者で頓珍漢な主張をしているのが悪夢の民主党政権の鳩山元首相だ。
鳩山元首相は、今回の日中首脳会談について「また処理水問題で流した責任は日本側なのに、禁輸した中国が悪いというのは些か無理があり、両者の科学的調査が待たれる。」とXに投稿したのだ。(参考)
(出典 衆議院インタネット審議中継)
一体、鳩山元首相はどのような立場に立っているのか。この鳩山元首相の投稿を素直に読めば、悪いのは我国であって、中国は悪くないということになる。
鳩山元首相は処理水についての報道を見ていないのか。産経新聞は8月に「日本に限らず原子力施設を保有する各国が海洋放出を採用。海洋放出は技術的信頼度の高い現実的な処分方法となっている。」と報じている。(参考)
鳩山元首相は何を考えて「処理水問題で流した責任は日本側なのに、禁輸した中国が悪いというのは些か無理」とXに投稿したのか、皆目見当がつかない。
我国の首相経験者でありながら、科学的な知見に立たず、中国を擁護しようとする姿勢には呆れるしかない。
このような人物が我国のトップに立っていたとは、悪夢でしかない。しかし、だ。鳩山元首相は政界を引退したが、悪夢の民主党に携わった人物は、いまだに立憲民主党をはじめとする野党にいるのだ。
民主党と強いつながりのある立憲民主党は、鳩山元首相の発言をどのように受け止めているのか。泉代表には一度、悪夢の民主党政権の総括を行ってもらいたい。