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【北朝鮮人工衛星】沖タイ記者「Jアラートは「ミサイル発射」と言っています…」れいわ関係者「なぜ狂ったように “ミサイル”と報道するのか?」⇒政府「弾道ミサイル技術を使用した発射」




沖縄タイムスの阿部岳記者の21日のポスト。

北朝鮮は「人工衛星」と発表しているのに、なぜ「ミサイル発射」というのか理解できない様子。

れいわ新選組関係者も同じく。

なぜかというと、人工衛星ロケットによる打ち上げではなく、弾道ミサイル技術を使用した発射を行ったからだ。岸田総理も松野官房長官も会見で「弾道ミサイル技術を使用した発射を行った」と非難している。

もっと簡単に言えば、人工衛星をロケットに載せて打ち上げたのではなく、弾道ミサイルに載せ発射させたから「ミサイル発射」とJアラートが流れたのだ。

弾道ミサイルと人工衛星打上げロケットについては、防衛省が次のように説明している。

弾道ミサイルと人工衛星打上げロケットは、基本的に1)エンジン部構造(推進剤タンクを含む)、2)段間部構造(切り離しを行う部分)、3)搭載機器(誘導機器、電波機器、姿勢制御用電子機器等を収納)、4)ペイロード部から構成されており、ペイロード部に人工衛星を格納するか、弾頭を格納するかに違いがあるが、構造上ほぼ共通している。このことから、推進部の大型化とその分離、姿勢制御、推進制御等など必要となる技術は共通しており、人工衛星の打上げであっても、弾道ミサイルの性能向上のためにこれら種々の技術的課題の検証が可能となる。
一般的に、弾道ミサイルは放物線を描いて飛翔し、目標地点に弾頭を誘導するが、衛星打上げロケットは、一定の高度にまで到達させた後、平坦な軌跡をとり、所要の速度(例えば、高度約200kmの地球周回軌道であれば、秒速約7.8kmであり、高度約700kmであれば秒速約7.5km)以上を与え人工衛星を地球周回軌道に投入するという飛翔形態の違いがある。

引用元 (解説)弾道ミサイルと人工衛星打上げロケットについて

「人工衛星の打上げであっても、弾道ミサイルの性能向上の検証が可能」とあり、北朝鮮は人工衛星打ち上げを称してミサイル開発をしていると思われる。

松野官房長官は4月、「衛星と称したとしても、弾道ミサイルや弾道ミサイル技術を使用した発射を強行すれば、明白な安保理決議違反だ」と指摘している。国連安全保障理事会で、北朝鮮による核・ミサイル開発が禁止されている。

なぜ人工衛星打ち上げなのに、「ミサイル発射」とJアラーで流れ、報道が「ミサイル」と報じるのかおわかりいただけただろうか。

「ミサイル発射」に疑問を持つ方々の中には、北朝鮮を擁護したい人もいるのかもしれないが、事実はしっかりと受け止めなければいけない。







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