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【また「タラ・レバ」ですか…】泉代表「次の選挙で我々が150議席以上に躍進すれば、与党の過半数割れあり得ます」




立憲民主党の泉健太代表がインタビューで「次の選挙で我々が150議席以上に躍進すれば他の野党の議席も増え、与党が過半数割れになるのはあり得ます」と語った。

「5年で政権交代」発言の真意は?
――まず先日発言された「5年で政権交代」について党内から批判の声もあります。あらためて発言の真意を教えてください。

立憲民主党・泉健太代表:
勘違いも含めて様々な声もありますが、基本的に私が言っていることはずっと変わっていません。いま我が党は衆議院で95議席なので、150議席に伸ばすのは相当大変なことです。ただ政権交代を1日も早く目指すのは当たり前のことですし、次の選挙で我々が150議席以上に躍進すれば他の野党の議席も増え、与党が過半数割れになるのはあり得ます。現時点では候補者が170人弱の状況なので、とにかく候補者を探すことに全力を尽くしているところです。

引用元 「次の選挙で与党の過半数割れあり得る」立憲・泉健太代表に就任3年目の戦略を単独インタビュー

あくまでも立憲民主党の議席が150議席に到達した前提の話のようで、可能性がないとは言わないが、それが難しい。

確かにこのままでは次期衆院選で与党は議席をある程度失うだろう。だからといって、立憲民主党の議席が増える根拠にはならない。与党の票が流れる先は、立憲民主党ではなく、日本維新の会と国民民主党と新たに誕生した日本保守党だと考える。おそらくこの3党は是々非々路線で、与党と協力すべきは協力する立場を取るだろう。与党票が流れるとしたらこの3党に流れると考えるのが自然だ。(ただし、保守票が割れ、立憲民主党が漁夫の利を得る可能性は否定できない)

そもそも、これだけ与党が叩かれている状況で、野党第一党の支持がまるであがっていない。

福山哲郎元幹事長は、新聞社の世論調査で、内閣支持率が下落して喜んでいるようだ。しかし、、、

確かに内閣支持率は下落している。しかし、立憲民主党はどうか?読売新聞の調査では、立憲民主党が5%(前回4%)と、微増しているがわずか5%。毎日新聞の同調査では9%(前回11%)(参考)と支持を落としている。内閣支持率が落ちたら野党第一党が上昇すべきだが、そういった気配すらない。単に無党派層が増えているだけだ。福山氏はこの辺をどう考えているのだろうか。

立憲民主党の支持率が上昇しないのは、与党を蹴落とそうとしている姿が国民に醜悪と映っているからに他ならない。与党の悪評を広め、自党の悪い部分を矮小化させようとも、今の時代、そうは問屋が卸さない。

まずは、国民の支持を集めるためにどうすべきか考えるべきだ。かつてはあれほど叩かれていた国民民主党の玉木雄一郎代表も、現実路線の政策を前面に出し、与党に対して是々非々の姿勢を示してから、保守層からも評価はうなぎのぼりだ。

このところ万博などが原因で評価が落ちだした日本維新の会だが、それでも憲法改正などの重要政策の姿勢は評価されている。

自民党にお灸を据えたいと思っている保守層や中道保守層は、これらの党に流れると考えるのが自然だ。民主党政権時誕生は、保守層の受け皿が他になかったため誕生しただけだ。立憲民主党は過去の成功例にいつまでもすがっているようだが、それは国民に見透かされている。

泉代表も「タラ・レバ」の絵空事ばかり語るのではなく、現実にどうしたら支持を集められるかもっと真剣に考えるべきだ。







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