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フィリピン、比船が中国船に放水銃で水をかけられる様子の動画を公開⇒中国「落ち着け!理性的になろう」




フィリピン沿岸警備隊は、フィリピン船が中国船に放水銃で水をかけられる様子を映した動画を公開。

比沿岸警備隊は今月、自国の船がルソン(Luzon)島沖のスカボロー礁(Scarborough Shoal)近くの海域で操業している漁民向けに物資輸送を行った際と、アユンギン礁(セカンド・トーマス礁、Second Thomas Shoal)の海兵隊員が常駐する座礁艦への補給を行った際に、中国船に放水銃で水をかけられる様子を映した動画を公開。アユンギン礁付近では船同士の衝突も起き、双方が相手側を非難した。

比政府は11日、中国大使を召喚し、国外追放の可能性を示唆していた。

引用元 比は「理性的選択を」 中国、南シナ海問題で警告

これに慌てたのか、中国側はフィリピン側に「理性的な選択」を求め「適切に対処するために中国と協力することを望む」と述べた。

 中国外務省の汪文斌(Wang Wenbin)報道官は21日、「われわれは、フィリピンが理性的な選択をし、近隣諸国と友好関係を保つために有効な方法を守り、現在の海洋状況に適切に対処するために中国と協力することを望む」と述べた。

引用元 比は「理性的選択を」 中国、南シナ海問題で警告

これを盗人猛々しいと言わずなんというのか。勝手に領有権を主張し好き放題暴れておいてよく言えるものだ。

これを受けてフェルディナンド・マルコス比大統領は、「威圧」には屈しないと明言し、このところ係争海域で緊迫した対立が生じているのは自国の「勇気」の表れだと述べたとのこと。

フィリピンは暴走してはいない。理性的だからこそ、南シナ海での実情を全世界に知って欲しいと動画を公開したのだろう。

ネットの反応

口と手は別である、というのが恐らく中国という国の基本理念なのであろう。
中国は何してもいいけど、他国は中国に不利益な事をしたらダメだし、するべきではなく、中国の利益になる事をしろと言う中国。
どの国にもミラーな発言をしているんだな。
フィリピンは十分理性的で、日本に対し「近隣諸国と友好関係を保つために有効な方法を守」っているけど、放水銃を使っておきながら「現在の海洋状況に適切に対処するために中国と協力」はしてもらえないよ。
中国はまず、当該地域を勝手に「自国内と定義する」そして国内法に従って統治する。結果、当該地域の主権国は「不法侵入者」となるという「仕組み」である。 まあ、非常に身勝手極まりない「手法」である。
汪報道官の言葉は、要するに「俺たちと仲良くして従ってればいいんだよ。」
と言外に脅しのような匂わせだよな。







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