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野口健氏「山岳地域での太陽光発電(メガソーラー)に関して森林伐採やまたは地形変更の禁止をすべき」




アルピニストの野口健氏が21日、Xにて太陽光発電施設における森林伐採の禁止を訴えた。

北海道・釧路の太陽光発電計画地で保安林の一部が無断で伐採されていたという。野口氏はこの経緯を報じる記事を引用した上で「山岳地域での太陽光発電(メガソーラー)に関して森林伐採やまたは地形変更の禁止をすべき」と主張。

さらに「この件に関しては政権与党の議員にも何度も訴えてきましたが、その都度、個々の議員には理解はしてもらえるものの微動だに動かない。その間、全国の森林がメガソーラー発電により伐採され続けている」と危機感をあらわにした。

引用元 野口健氏 メガソーラー施設による森林伐採禁止を訴え「山岳地域でのメガソーラーは深刻な問題」

野口氏の投稿

山岳地域での太陽光発電(メガソーラー)に関して森林伐採やまたは地形変更の禁止をすべき。この件に関しては政権与党の議員にも何度も訴えてきましたが、その都度、個々の議員には理解はしてもらえるものの微動だに動かない。その間、全国の森林がメガソーラー発電により伐採され続けている。全国様々な団体から僕の事務所にも連絡を頂きます。建設予定への視察にも出かけたことも。お話を聞く度に山岳地域でのメガソーラーは深刻な問題だと。

引用元 https://twitter.com/kennoguchi0821/status/1737681755375898852

野口氏の投稿には、毎日新聞の「保安林を無断伐採か 釧路の太陽光発電計画地、環境アセス審査中」が添付されていて、記事には「北海道釧路市音別町の馬主来沼(パシクルトウ)の北西側の山林で計画が進んでいる大規模太陽光発電施設を巡り、霧の移動を抑える「防霧(ぼうむ)保安林」の一部が無断で伐採され、幅5メートル強の作業道が造成されていることが判明した。森林法は、やむを得ず伐採する場合でも知事の許可が必要としている。同沼周辺では過去5年間に伐採の届け出は1件もなく、釧路総合振興局などが近く事実関係を調べる」とあった。

メガソーラーについては、森林破壊のみならず、地元トラブルも多く報じられている。

朝日新聞は2022年1月、福島県西郷村のメガソーラーの開発を巡って、地元とトラブルが相次いでいることを紹介した。

西郷村羽太地区の自宅横で稲作をする近藤勝広さん(85)は、田んぼ脇に並んだ土囊(どのう)を前に語気を強めた。土砂が入らないように業者が置いたものだという。怒りの矛先は、自宅から数百メートル先の山で建設が進むメガソーラー(大規模太陽光発電所)だ。

東京ドーム5個分にあたる約22ヘクタールの林地開発を県が許可したのは2019年5月。年間の発電予定量は約2万メガワット時で、およそ5500世帯分の電気をまかなえる。伐採で森林の保水機能が損なわれるため、防災目的で水を一時的にためる人工池を先行して造るのが許可の条件だった。

しかし、都内の再エネ開発業者は20年春ごろから池の工事と同時に伐採を始めた。大雨が降った20年7月には土砂が集落に流出。県は防災工事を先に終わらせるよう指導したが、業者は従わず伐採や太陽光パネルの設置を進めた。その後も土砂流出を2度繰り返し、21年2月には県が工事の中止を命令した。

引用元 太陽光発電トラブル相次ぐ 人家や田に被害 再エネ推進の足元で何が

防災工事を優先するのが許可の条件だったが、業者が従わなかったために大量の土砂が集落に流入し田んぼなどが被害にあったという。

思い起こせば、熱海の土石流災害も原因は違法盛り土と言われ、「完成時には自治体に届け出た計画を大幅に超える規模に至り、排水施設も不十分だった恐れがある」と指摘されていた(参考)。

ここで紹介しただけでも解ると思うが、トラブルが発生している場合、業者が約束を守らない・ルールを守らない・勝手に工事するというパターンが多い。

メガソーラーによる自然破壊も問題だが、不適切な業者が工事をしている点も見逃してはならない。

野口氏の投稿のコメント

まずは再エネ賦課金を廃止して補助金等はやめた方がいい。
買取なども最低限の価格でいいと思います。
メガソーラー増えてますね。
自然への影響も出てきますし、政権与党の議員なぜ声を聞いて動かないんだ!
森林伐採までして豪雪地帯へのメガソーラーって本当に意味あるのかな…

エコじゃなくて人のエゴだと感じる

環境保護を謳いながら、自然環境をこれでもかというくらい破壊して、災害防御力を大幅に下げ、未来に廃棄パネル問題を残して、海外の利権団体に金が流れる。正気の沙汰ではありません。
森林を伐採しソーラーパネルを建設することで、多くの二酸化炭素を吸収できなくなる。また、木の葉や根の効果で雨を一時的に保水したり土砂を崩れにくくしているのに、それを伐採することで下流の増水や浸水被害に繋がる。又、発電不能となった太陽光パネルは産廃ですから。
メガソーラーによる森林伐採や森林でと設置で、熊などの野生動物が人里に降りてくる原因になっていると思います。可哀想なのは動物達です。







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