政府、中国禁輸受け、輸出先国の多角化へ。ホタテはタイ・ベトナムなどに輸出先転換
中国による日本産水産物の禁輸を踏まえ、政府は輸出先の多角化を検討。ホタテについては、中国に代わるルートとしてタイ・ベトナム・韓国・EUがあがっているという。
中国による日本産水産物の禁輸を踏まえ、水産物の輸出先の多角化を推し進める狙い。輸出額が激減したホタテ貝は、中国に代わる加工・輸出ルートとして、タイやベトナムなどへの輸出額目標を掲げた。
中略
改訂戦略では、ホタテ貝の2025年の輸出額としてタイ24億円、ベトナム5億円の目標を新たに設定。一方、中国は禁輸の撤廃を前提に270億円の従来目標を据え置いた。韓国(41億円)と欧州連合(EU、45億円)も目標を新設した。
このところ、スーパーでもチラホラ見かけるようになったが、昔ほどじゃない。国内消費が出来れば一番なのだが、どうしても高く売れる海外に目が向いてしまうのだろうか。
とはいえ、中国に依存する危険性が理解できたと思うので、水産物の限らず、あらゆる面で多角化を進めて欲しい。