大谷選手とドジャースが被災地支援を表明も、韓国がイチャモン。日本海の表記について、いつもの教授が球団に抗議
能登半島地震を受け、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手がドジャースなどと協力して100万ドル(約1億4500万円)を寄付すると発表した。
しかし、ドジャースのコメントの中で、「能登半島地震」を「Sea of Japan earthquake(日本海地震)」と表現されていたため、これに韓国が噛みついた。お馴染みの大学教授が球団に抗議メールを送ったという。
ドジャース球団と球団を経営するグッゲンハイム・ベースボールは100万ドル(約1億4500万円)を送り、大谷は個人で寄付をするというもので、この対応には国内外から称賛の声が上がっていたが、ド軍が今季の開幕戦が行われる韓国ではまさかの形で批判の対象となってしまった。
聯合ニュースなど韓国の複数メディアの報道によると、大谷が自身のインスタグラムで寄付の意思を表明した際、英文のメッセージ内で「日本海」と記したことが、「東海」を主張する韓国で反発を買っているという。報道によると聖信女子大学のソ・ギョンドク教授は「いくら日本で地震があり、大谷が日本人であっても東海との併記表記でもなく、日本政府で主張する日本海表記だけにしたのは明らかに間違ったこと」と主張しており、8日に球団に対して抗議のメールを送ったという。
「日本政府で主張する日本海表記」とあるが、外務省によると「米国地名委員会は、「Sea of Japan」(日本海)が、当該海域について同委員会が認める唯一の公式的な名称であることを正式に決定した上でその旨を公表しており、米国すべての連邦政府機関は「Sea of Japan」の使用を義務づけており、また、その他の米国内の機関もその使用が強く推奨されている。」とのこと(参考)。
また、海上保安庁は「日本海(Japan Sea)という呼称は、国際的に確立された唯一の呼称です。(中略)英国、米国をはじめとする諸外国も海図を作成する際には、日本海(Japan Sea)の呼称を用いています。これは、「国際水路機関」(IHO)が刊行し、 世界の国々が海図を作成するО際に参照する「大洋と海の境界」という海の呼称のガイドラインにおいて、日本海(Japan Sea)と定められているからです」と説明している(参考)。
これは多くの日本人はすでに知っていることだ。
この教授は米国に日本海を東海と表記させたいのであれば米国地名委員会を説得すべきだ。国際的に東海と認めさせたいならばIHOを説得すべき。相手にはされないだろうが。