昨年10月の泉代表「二世三世ばかりじゃない政治を作ろう」→今年1月の泉代表、元国会議員の子供を補選に擁立!→言動が矛盾していませんか???
4月に予定されている補選がある。それが細田前衆議院議長の死去に伴う島根1区の補選だ。
立憲民主党は早くも候補者が立候補を表明している。しかし、だ。1つ気になるのが立候補を表明した候補者が世襲であるということ。
自民党の世襲議員、または世襲候補に厳しい批判を立憲民主党は行っていたはずだ。
自民党の世襲はダメで立憲民主党の世襲は良いということなのか。立憲民主党の世襲についての公式見解をぜひお伺いしたい。
候補者が立候補を表明するも世襲では?
政権奪取に燃えている立憲民主党。しかし、立憲民主党の意気込みとは裏腹に、立憲民主党に対しての期待は集まっていない。
そんな中、立憲民主党が4月の補選に向けて早くも動いた。候補者が早くも立候補を表明したのだ。
その立候補表明を伝える記事を引用する形で、泉代表は「島根の皆様、全国の皆様、一緒に裏金政治を変えよう!国民のために働く人を国会へ。」と自身のXに投稿している(参考)。
(出典 衆議院)
しかし、だ。この島根1区で立候補を表明した人物の父は衆議院議員と参議院議員経験者なのだ。つまり世襲だ。
昨年10月に行われた長崎で行われた補選の応援に駆け付けた泉代表は「二世三世ばかりじゃない政治を作ろう」と語ったと報じられている(参考)。
10月から1月のわずかな間に泉代表の世襲に対しての考え方が変わったのか。そして世襲に対して否定的な考えを示していたのは泉代表だけではない。
蓮舫さんも、昨年12月に自身のX「世襲は地盤・看板・鞄。選挙区の後援会等、知名度、お金を引き継がせます。どんなに能力があっても無名で資金の乏しい新人が闘うのはスタート地点から不平等。私たちは国会議員政治団体の引き継ぎを制限、寄付も制限する法案を出しています。岸田総理は国会の話と、改革に後ろ向きな答弁。」と投稿している(参考)。
(出典 参議院)
この蓮舫さんの投稿を見れば、蓮舫さんご自身も世襲に対して否定的な評価をしていることが窺える。
何故、自民党の世襲は批判の標的にし、自党の世襲候補について泉代表は「国民のために働く人を国会へ。」と言えるのか皆目見当がつかない。
立憲民主党は世襲に対してどのような評価しているのか。泉代表には説明してもらいたい。