馳知事「必ず能登へ戻れるようにします」「遠慮するのは止めて、命を守ることを優先してください」
石川県の馳浩知事は21日、Xに「必ず能登へ戻れるようにします」「遠慮するのは止めて、命を守ることを優先してください」と投稿。また「私から岸田総理にも遠慮せずに、様々なお願いをしていきます。皆さんも遠慮せずに、どうか頼ってください」ともあった。
被災された皆さまへ
昨日、被災地を訪問した際に、「こんな歳で他の場所へ行ってもいいのか、気兼ねしてしまう」という声を多く聞きました。
皆さんのお気持ちはよくわかりますが、私から一つお願いがあります。
遠慮するのは止めましょう。
自分だけが我慢すればいいとか、迷惑をかけてしまうんじゃないかとか、負担をかけたくないとか、能登の人なら誰しも考えてしまうようなやさしさを痛いほど感じました。
しかし、遠慮してしまっては、あなたの命を守ることができません。
必ず能登へ戻れるようにします。
キリコ祭りができるようにします。
避難先でのきめ細やかな生活支援もします。だから今は、遠慮するのは止めて、命を守ることを優先してください。
この危機をみんなで乗り越えるために、今は遠慮するのは止めて、この危機に勝つことだけを考えていきましょう。私から岸田総理にも遠慮せずに、様々なお願いをしていきます。皆さんも遠慮せずに、どうか頼ってください。
よろしくお願いいたします。
馳知事がこう呼びかけるということは、人に迷惑をかけたくないという県民性なのだろうか。馳知事は12日にも「必ず能登に帰れるようにすっから。安心して戻れるまで、まずは命を最優先して」と石川弁で呼びかけた(参考)。
岸田総理も14日、被災地を訪れた際に「必ず戻れるために地元の仮設住宅はじめ環境整備を並行して進めてもらう、そういう発想で取り組む」と被災者に声をかけていた(参考)。
被災者が少しでも安心できるよう、馳知事らしいメッセージだが、その反面、絶対復興を成し遂げるという決意も感じられる。
ネットの反応
あとは生活資金をお渡しすれば、住み慣れた故郷に安心して戻っていただけると思いました
地震の多い日本、他人事ではないです
倒されても、倒されても、前に向かって行く石川県知事。
レスラー時代のスタイルと、少しも変わっていません。
がんばってください!
総理も同様のことを仰っていましたが、非常に心強い言葉です。その言葉が1日でも早く実現できるよう引き続き対応をよろしくお願いいたします。
馳知事、がんばってください。
被災された皆様、がんばってください。私もがんばって募金しつづけます。
このメッセージは政治家らしい言葉。