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群馬県高崎市の朝鮮人追悼碑を行政代執行で撤去へ⇒社民党「日韓関係への影響が大きい」執行停止を求める⇒山本知事「ルールに反したことがすべて」




群馬県高崎市の県立公園「群馬の森」に設置された朝鮮人労働者の追悼碑について、群馬県が行政代執行で撤去する方針を固めたことについて、社民党は25日、福島瑞穂党首の名で再考を求める要請文を山本一太知事宛てに提出した。

「政治的行事を行わない(政治目的に使わない)」という約束だったはずが、約束は守られず、県は設置期間の更新を認めずに撤去を求めていた。県の決定は最高裁で認められていた。

「政治的行事を行わない」との条件付きで県が10年間の設置許可を出していましたが、2012年に追悼碑の前で開かれた追悼行事で参加者から「強制連行の歴史を全国に訴えたい」などと発言があり、この発言が設置条件に反するとして、県は設置期間の更新を認めませんでした。

追悼碑を管理する市民団体は、この措置が不当だとして裁判を起こしましたが、最高裁は2022年に市民団体側の上告を退け、更新を認めない県の判断を「適法」とした二審判決が確定していました。

引用元 群馬・高崎市の朝鮮人追悼碑を行政代執行で撤去へ 今月29日から作業開始 市民団体「群馬県の行政史に汚点残す」

群馬県の山本一太知事は25日の定例会見で、撤去することについて「碑文や設置の趣旨に問題があるといったことではなく、設置の際に定めたルールに反したことがすべてだ」と語った。そのうえで、「最高裁まで審議して下された決定に従い粛々と処理する」と従来の立場を強調した(参考)。

また社民党が、日韓関係への影響が大きいなどとして、福島瑞穂党首の名で執行停止を求める要請文を行ったことには「そもそも、この問題は東京にいる社民党の方々が決めることではない」と一蹴。日韓関係への影響についても「外交ルートで何か来ているわけでもない」と語ったという。


(出典 群馬県公式YouTubeより)

社民党も最高裁の判断を不服とするのだろうか?責めるのであれば、約束を守らなかった側を非難すべきではないのだろうか。

山本知事の「最高裁まで審議して下された決定に従い粛々と処理する」という判断は、法治国家なら当たり前の判断だ。







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