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四万十川メガソーラー訴訟、高知地裁「水害や景観悪化の恐れ」と業者の訴え棄却




四万十川沿いに計画されていたメガソーラーについて、四万十市は不許可としたが、業者側が計画を不許可とされたのは不当として、市に処分の取り消しを求めた訴訟を起したが、高知地裁は原告の請求を棄却した。

四万十市三里の四万十川沿いに大規模太陽光発電所(メガソーラー)の建設を計画した東京の2事業者が、計画を不許可とされたのは不当として、市に処分の取り消しを求めた訴訟の判決が23日、高知地裁であった。佐々木隆憲裁判長は「(計画地は)水害の危険性がある」「発電施設は景観を悪化させる恐れがある」などと認め、「市の判断に裁量の逸脱や乱用は認められない」として、原告の請求を棄却した。

引用元 四万十川メガソーラー訴訟、開発業者の訴え棄却「水害や景観悪化の恐れ」高知地裁判決

四万十市の英断は素晴らしい。これで四万十川の景観は守られた。また高知地裁も素晴らしい判断をしてくれた。

一方で、阿蘇山や釧路湿原に設置されたメガソーラーの件が話題となっているが、両方とも日本が誇る素晴らしい眺望で多くの観光客が訪れる。それが見るも無残な姿になっている。地元自治体はなぜ許可したのだろうと残念でならない。

守られるのは景観だけではない。災害で破損した場合には、有害物質が流れ出る可能性がある。四万十川は日本が誇る清流で、獲れた鮎は日本一と言われている。一方で、阿蘇は名水の水源ともいえる山で、名水百選に選定されている場所もある。釧路湿原も太平洋に流れ、周囲は豊かな漁場となっている。また湿原内には多くの動植物が生存している。

万が一のことが起きれば取り返しのつかないことになる。

四万十市の英断を、他の自治体も示してくれることを切に願う。







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