海賊版サイト運営者が中国で有罪判決。日本側の働きかけをきっかけに⇒ネット「どんどん取り締まって欲しい」
日本向けアニメでは最大級の海賊版サイトを中国を拠点に運営したとして、著作権侵害の罪に問われた男女3人に、中国の裁判所が有罪判決を言い渡し、確定したそうだ。
「日本側の働きかけをきっかけに海外で刑事罰が科せられた初めてのケース」だという。
日本向けのものとしては最大規模のアニメの海賊版サイトを中国を拠点に運営していたなどとして著作権侵害の罪に問われた男女3人に対し、中国の裁判所が有罪判決を言い渡し、確定していたことがわかりました。
海賊版サイトの拠点が海外にシフトする中、業界団体によりますと、日本側の働きかけをきっかけに海外で刑事罰が科せられた初めてのケースだということです。日本のアニメ会社などが加盟する業界団体「CODA=コンテンツ海外流通促進機構」によりますと、日本向けのものとしては最大規模のアニメの海賊版サイト「B9GOOD」を運営していたなどとして著作権侵害の罪に問われた30代の中国人の男女3人に対し、中国江蘇省の裁判所が去年12月、執行猶予のついた懲役刑などの有罪判決を言い渡し、3日までに確定したということです。
このサイトでは、日本のアニメを中心に映画やドラマなど多数の作品を無料で視聴することができ、去年、閉鎖されるまでの2年間のアクセス数は3億を超えていました。
別の報道によると「海賊版サイトは「B9GOOD」。2008年から別の名前で運営され、計約4万6千本のアニメなどを無断で掲載。日本からのアクセスが約95%を占めていた」という(参考)。
海賊版サイトの運営に、日本人が協力していたことにも繋がるので、日本の視聴者も大いに反省が必要だ。
とはいえ、大きな一歩だ。ネット上でも「どんどん取り締まっていただいきたい」との声があがる。
ネットの反応
日本向けのアニメ海賊版サイトを運営していた中国人男女3人が中国で有罪判決。
日本の働きかけで著作権侵害で海外で有罪になったのは初めてだそうだ。どんどん取り締まっていただきたい。
海賊版サイト運営 男女3人 中国で有罪判決 日本の働きかけ|NHKhttps://t.co/1TQItOVDgM
— Tsukasa Shirakawa(白川司) (@lingualandjp) March 4, 2024
最大のアニメ海賊版サイトに、ついに中国で有罪判決。大きな動きです。
マンガ海賊版でも、日本語版サイトへのアクセスは皆さんの努力で今年、ついに最悪期の4分の1にまで減少しました。長かった。が、それでもなお月間1億です。https://t.co/RE7ESTlGfG— 福井健策 FUKUI, Kensaku (@fukuikensaku) March 3, 2024