福島第一原発の作業体験を描いたルポ漫画作者「”風評加害”を起こしたら社会的な責任を取ることが当たり前だという風潮を作らないといけない」
福島第一原発の処理水放出を巡って、海外では「汚染水」「核汚染水」などと表現している国もあるが、国内でも、一部政党や議員が同じ表現をし、「風評加害者」と非難されている。
そんな中、福島第1原発での作業体験を描いたルポ漫画「いちえふ 福島第一原子力発電所労働記」の作者で、講演やSNS上で放射能のデマ情報に反論する竜田一人氏が「風評加害を起こしたら社会的な責任を取ることが当たり前だという風潮を作らないといけない」と訴えた。
「風評加害には社会的責任を」 福島第1原発ルポ漫画「いちえふ」作者の竜田一人さん https://t.co/WJugdPniHe
「政治的意図を背景にデマを流す『風評加害』の存在を明確に認識し、風評加害を起こしたら責任を取らせるのが当たり前だという風潮を作るべきではないか」
— 産経ニュース (@Sankei_news) March 12, 2024
東京電力福島第1原発事故は発生から14年目を迎えた。未曾有の原発事故は不安や恐怖に加えて、「福島産品は危険だ」「福島は危なくて住めない」といった根拠のない虚説も流布させた。福島第1原発での作業体験を描いたルポ漫画「いちえふ 福島第一原子力発電所労働記」(講談社)の作者で、講演やSNS上で放射能のデマ情報に反論する竜田一人(たつた・かずと)さんが産経新聞のインタビューに応じ、「風評加害を起こしたら社会的な責任を取ることが当たり前だという風潮を作らないといけない」と強調した。
中略
──そのために必要なこととは
「政治的意図を背景にデマを流す『風評加害』の存在を明確に認識し、風評加害を起こしたら責任を取らせるのが当たり前だという風潮を作るべきではないか。処理水の放出を巡って、『風評加害者』は無力だったといえる。今後、風評加害者がいくら頑張っても無駄で、どんな場合でも風評加害は許されないという認識が浸透していってほしい」
以下略、全文はソースで
「政治的意図を背景にデマを流す『風評加害』の存在」とあるが、先ほど指摘した一部の政党や議員らがそれだ。地域住民のことを考えているふりをして、迷惑も何も考えず攻撃材料にする。あまつさえ政権批判のためにデマを持ち出すケーズもある。最も卑劣な行為だ。
「どんな場合でも風評加害は許されないという認識が浸透していってほしい」とあるが、その認識が広がって欲しい。
ネットの反応
被害者がガンガンに訴訟してやれば良いと思う。
放った言葉の責任とってもらうためにも、「風評加害」をする者の輪郭を少しずつ明確化していかないといけない。