【川勝知事が窮地に?】昨年の県議辞職に続き「ふじの国県民クラブ」の県議が会派離脱を表明⇒不信任決議否定ラインの単独維持が不可能に
静岡県の川勝平太知事が窮地に立たされそうだ。
昨年の川勝知事に対する不信任決議案では、僅か1票差で否決され、首の皮1枚で命拾いをした川勝知事だが、その後、「ふじの国県民クラブ」の県議が無免許運転で辞職し、あらたに同会派の県議が会派離脱を表明した。
これにより、「ふじのくに県民クラブに所属する議員は16人となり、現在、川勝知事への不信任決議案が出された場合の否決ラインとなる17議席を維持することができなくなります」とのことだ。
静岡県議会の第2会派・ふじのくに県民クラブの大石哲司県議(71)が、3月18日、会派を離脱する意向を会派所属議員に伝えたことがわかりました。
大石県議は浜松市中央区(旧:浜松市東区)選出で現在4期目。3月中に、会派が議会事務局に退会届を提出する見通しです。
静岡県議会を巡っては、2023年7月、川勝知事が2021年の参院補選の応援演説で、御殿場市に対し「コシヒカリしかない」などと発言したことが問題となり、自身の給与やボーナスを返上するとしていたものの、返上していなかったことが判明。
2023年7月、自民党会派が知事への不信任決議案を提出しました。可決には出席議員の4分の3以上にあたる51票が必要ですが、賛成50票・反対18票によって、わずか1票差で否決されました。
反対票を投じたのは、当時、ふじのくに県民クラブに所属していた議員のみでした。
大石議員の離脱により、ふじのくに県民クラブに所属する議員は16人となり、現在、川勝知事への不信任決議案が出された場合の否決ラインとなる17議席を維持することができなくなります。
引用元 川勝知事への不信任決議案が出されたら・・・否決ラインを維持できなくなるか 静岡県議会第2会派から1人離脱の意向伝える
記事にもあるように大石議員は浜松市から選出された県議だ。川勝知事の「磐田は浜松より文化が高い」発言が影響したのだろうか?
それはさておき、会派を離脱する大石氏が、もし不信任決議案が提出された場合、どちらに回るかが注目される。
別の報道では「大石県議は「今後、解散総選挙という流れが見込まれる。そうすると同じ会派にいる以上、同じ動きをした方がいいと思うが、そうはいかない」と会派離脱の理由を説明しました。相次ぐ”お騒がせ発言”やリニア問題など、多くの課題が山積する川勝県政。今後の川勝知事との関係については、「たしなめることはするかもしれないが、知事を突き上げる側にはいかない。自民から声掛けはない。今後あったとしても入るつもりはない」と話しています」(参考)とのことで、非常に微妙な立ち位置のようだ。現段階ではどちらに回るか不明だ。しかし、川勝知事に反意があるから離脱したのだと考えるのが普通だろう。だとすると、不信任決議案を提出するには今が好機を見るべきではないだろうか。ちょうど不適切発言も報じられているし、大義名分は立つはずだ。
ネットの反応
リニアの妨害しか頭にない川勝知事の首を獲れるチヤンスでは無いか。
もう一度不信任決議案を提出すれば辞職させられるだろう。
ただ自民党に大逆風が吹いている今、静岡自民は選挙に打って出られるのでしょうか?