立憲が自民議員の落選運動を開始。泉代表は下村氏と萩生田氏の地元を回り、岡田幹事長も松野氏の選挙区で演説する予定⇒ネットでは冷ややかな反応
立憲民主党が自民党派閥の政治資金パーティー問題に関与した議員の落選運動を始めたようだ。
泉健太代表は下村博文元政調会長(衆院東京11区)と萩生田光一前政調会長(同24区)の地元を回り、有権者に「裏金議員を処分しよう」と呼び掛けたという。
岡田克也幹事長も松野博一前官房長官(衆院千葉3区)の選挙区に入る予定とのこと。
立憲民主党は29日、党幹部が自民党派閥の裏金事件に関係した同党国会議員の選挙区に入り「金権腐敗政治の打破」などの政治改革を訴える「落選運動」を始めた。
泉健太代表が安倍派元幹部の下村博文元政調会長(衆院東京11区)と萩生田光一前政調会長(同24区)の地元を回り、有権者に「裏金議員を処分しよう」と呼び掛けた。
泉氏は29日、下村氏の地盤である東京都板橋区で街頭演説し「ずるをした人たちは退場、一掃させるのが一番ではないか」と強調。「皆さんに処分する権利がある。投票して政治を変える」と訴えた。
30日には岡田克也幹事長が同じく安倍派幹部だった松野博一前官房長官(衆院千葉3区)の選挙区に入る予定。立民が「落選運動」を展開するのは、次期衆院選をにらみ「政治とカネ」を巡る問題を受けた自民への国民の批判をさらに高めたい狙いがある。
裏金事件の発覚後、岸田内閣や自民党の支持率は大きく下落。立民関係者によると、立民が独自に行った直近の情勢調査では党勢拡大が望める好調な結果が出たという。中堅議員は「与党を過半数割れに追い込むための運動を全国各地でやらなければならない」と意気込む。
立憲はここぞとばかりに落選運動を始めたようだが、ネット上の反応は冷ややかだ。
不祥事を批判することならマスコミのコメンテーターと呼ばれる人達がするから(忖度してしてないかもしれないが)
不祥事の件を批判するなら、批判だけで終わるのでは無くどのようにしていくのかまで演説しないと聴衆の心はなびかないと思う。
なぜこのような反応になるのかと言えば、立憲は自分を良く見せる(信用される)作業を怠っているにもかかわらず、他者の批判を全力で行っているからである。
その点、国民民主党の玉木雄一郎代表は政策提言など、党の考えなどを頻繁にSNSで発信して、そのうえで批判すべきことがあれば言及している。泉代表はこの作業をしていないまでは言わないが、玉木代表と比較して圧倒的に劣っている。
ぶっちゃけて言うと、信用されていない者が他者の悪口を言ったところで耳を傾ける人は少ないと思う。落選運動も大いに結構だが、せめて支持率を20%に迫るくらいまで上げてからやった方が効果があると思うのだが。