オール沖縄会議が県民大集会を開催。玉城知事も参加「沖縄を再び戦場にさせない」⇒基地があろうがなかろうが、有事の際は狙われるのでは?その時もし基地がなければ…
オール沖縄会議は「民意・自治・尊厳を守り抜く4・14県民大集会」を開き、沖縄県の玉城デニー知事も参加した。
辺野古新基地を造らせないオール沖縄会議は14日午前、名護市の瀬嵩の浜で「民意・自治・尊厳を守り抜く4・14県民大集会」を開いた。
「辺野古新基地建設は絶対に認めないという思い」
集会は玉城デニー知事を引き続き支え、県民の民意や自治を守り抜く決意を新たにすることを目的とする。1800人(主催者発表)が参加した。玉城知事も出席し「辺野古新基地建設は絶対に認めないという思い、沖縄を再び戦場にさせないという心からの願いは、未来の子どもたちに対して、私たちが取れる最大の責任だ」などと訴えた。
玉城知事はあいさつで、防衛省が計画を断念した、うるま市石川の陸上自衛隊訓練場整備計画に触れ、「政治家として、米軍基地の整理縮小、撤去の上にのしかかるような自衛隊の基地は作らせない」と述べた。
「沖縄を再び戦場にさせない」と玉城知事は述べるが、厳しいことかもしれないが、基地があろうがなかろうが、有事なれば沖縄が戦場になるのは避けられない。それは第二次世界大戦での米軍の沖縄侵攻でもわかるように、対日本で沖縄は重要な拠点になる。しかも、沖縄は中国の太平洋進出にとって喉から手が出るほど欲しい土地だ。確かに米軍基地や自衛隊基地があれば、中国のミサイルの標的のリスクもあるだろうが、逆に無防備ではたやすく侵略を許してしまう。それに、万が一、米軍基地に中国がミサイルを放てば、米軍からの何倍返しを喰らうこともことも中国は承知しているはず。中国もそこまで愚かではないからそうやすやすと攻撃をしてこないはずだ。これが抑止力だ。もちろん、有事にさせない努力は怠ってはならない。これは大前提だ。そのうえで抑止力の強化は必要だし、抑止力によって有事を回避できる場合もある。
そもそも、沖縄を守ろうとする自衛隊や米軍を敵視して、尖閣諸島を乗っ取ろうと挑発する中国に抗議しないどころか友好的なのは理解しがたい。
玉城知事はイデオロギーの赴くまま「反基地」を貫いているが、同じ熱量で沖縄を狙う中国にも対峙したらどうだろうか。
ネットの反応
そこに軍がいなかったらどういうことになるかなんて誰にでも分かる。