政党名揶揄が不起訴受け、立憲・岡田幹事長「(今後も)必要に応じて対応していく」⇒だったら自党の議員も教育しないと。執行部が国会で「増税メガネ」と揶揄してましたよね?
立憲民主党は、ネット上で「脱糞民主党」などと揶揄されたことに対して、投稿者を名誉毀損罪で刑事告訴した。ネット上では「やり過ぎでは」との声もあがったが、結果は不起訴処分となった。岡田克也幹事長は7日の定例会見で、不起訴処分となったことを認めたが、今後も名誉棄損に当たりかねないことには対応していく姿勢を示した。
立憲民主党の岡田克也幹事長は2024年5月7日の定例会見で、立憲民主党のロゴを排せつ物のロゴを使って改変し、「脱糞民主党」とツイッター(当時、現X)に投稿した男性を刑事告訴したことについて、「名誉棄損にあたりかねないようなことを言うということが、自由に言えるわけではない」などと述べた。
今後については「ひとつひとつ判断しながら、必要に応じて対応していく、ということは申し上げておきたい」と話し、同様の対応に含みを持たせた。
中略
「特に選挙の近いときに…」
記者会見で不起訴処分の受け止めを問われた岡田氏は、「警察、検察の判断ですから、尊重されるべきだというふうに思います」
と述べた上で、次のように話した。
「ただ、政党に対して、特に選挙の近いときに、名誉棄損にあたりかねないようなことを言うということが、自由に言えるわけではない。私たちもひとつひとつ判断しながら、必要に応じて対応していく、ということは申し上げておきたい」
今後も厳しく対応していくのはいいが、だったら自党の議員にしっかり教育すべきだ。
辻元清美参院議員は、昨年11月27日の参院予算委員会で、岸田総理に対して「増税メガネの上に減税メガネをかけているから国民の望むことが見えなくなっている」などと発言していた。同じく昨年10月27日の衆院予算委員会では、長妻昭政調会長が「増税メガネと呼ばれるのを気にするあまり、減税に走ったと言われている」「増税メガネという言葉は気になりますか?」と発言。身体的特徴を揶揄することは、典型的なルッキズムでありマナー違反であるはず。しかも、代表代行と政調会長の国会での発言だ。党内の風紀を引き締めるべき執行部が率先してこのような発言をしているのだから呆れるしかない。
小西洋之参院議員が衆院憲法審について「毎週開催はサルがやること」などと発言したことについては、衆院側から猛反発があったため岡田幹事長による注意があったが、岸田総理のように言い返せない立場の人間には何を言ってもいいと思っているのだろうか。
立憲への揶揄は厳しく対応するが、自民への揶揄は放置では国民が納得するだろうか。