泉代表が政治資金パーティーの禁止などが受け入れられない場合に内閣不信任決議案提出を示唆→昨年12月に開催していましたが、泉代表が率先して禁止すればよいのでは??
補選も終わり、国会では政治改革の議論が本格化しようとしている。泉代表は、自民党の政治改革案次第では、内閣不信任決議案の提出を示唆している。
そんな泉代表が自民党の政治改革案で注視していることの1つが政治資金パーティーの禁止だ。
自民党に求める以上、泉代表自身は当然自粛しているものと思われたが、昨年12月には堂々と開催している。
自民党に求める前に、泉代表をはじめ、立憲民主党議員が率先して禁止してみては?
政治資金パーティーの禁止を求める立憲民主党
補選も終わり、政治改革の行方に注目が集まっている。補選に勝利した泉代表は福岡を訪問し、政治改革を訴えた。
その福岡を訪問した泉代表について福岡の地元テレビ局が次のように報じている。
ゴールデンウイーク明けは、衆議院の政治改革特別委員会で政治資金規正法の議論が始まります。
立憲民主党は自民党に政治資金パーティーの禁止などを求めていて、受け入れられない場合、内閣不信任案の提出も辞さない構えです。
泉代表は「まずは自民党に政治改革案をのませることに全力をつくす」と述べました。
(出典 衆議院)引用元 立憲民主党の泉代表が福岡で集会に参加「自民党を上回る議席を」 政治資金パーティーの禁止が受け入れられない場合“内閣不信任案”も辞さない構え
なんと、だ。政治改革案次第では内閣不信任決議案を提出すると言うのだ。
立憲民主党が政治改革で求めている政治資金パーティーの禁止。率先して禁止しているのかと言うとそうではない。
自民党の政治資金問題が注目され始めた昨年末、泉代表は自らの政治資金パーティーをこっそり開催していたのだ。
「代表は勇ましいことを言っているけど、自分もこっそりパーティーを開いていたことがバレたらどう説明するつもりなのか。ブーメランになりかねない」
実は、泉氏は12月10日、地元・京都の「ホテルグランヴィア京都」で政治資金パーティー「泉ケンタと日本を伸ばす会」(健伸会懇親会)を開催した。
「パーティは結婚式のように参加者が円卓に座る正餐形式で開かれ、セミナーの講師は経産省OBで青山社中代表の朝比奈一郎さん。鳩山内閣時代の官房副長官で来年2月の京都市長選に無所属での出馬を表明している松井孝治さんも来ていた」(関係者)
引用元 【「自民党批判がブーメランになる」と懸念】立憲民主党・泉健太代表が12月に2回もパーティー開催していた 党内でも知る人少なく
自民党の政治資金問題が発覚した直後に、自らの政治資金パーティーを中止しているのであれば、泉代表の主張には説得力がある。
しかし、こっそり政治資金パーティーを開催していたのだ。
泉代表本人が中止していたのであれば、誰もが納得するが、自ら開催しておきながら、政治資金パーティーの禁止を訴えても誰も納得しない。
自民党の政治改革案を待つのではなく、泉代表には「立憲民主党は政治資金パーティーの禁止」と大宣言してもらいたい。