退任する川勝知事。退職金について「受け取ります」と大明言!→1期目の公約なんだったの??
県知事としてあるまじき失言が引き金になり、退任することになった川勝知事。
そんな川勝知事が退任前の最後の記者会見を9日、静岡県庁で行った。最後の記者会見であったにも関わらず、相変わらず川勝節が飛び出している。
注目された退職金については「受け取ります」と宣言する始末。
川勝知事が静岡県にもたらしたのは混乱と停滞だったに違いない。
一期目の公約はどこ吹く風??
リニアを止め、さらには失言・暴言で注目を集め続けた川勝知事。川勝知事の後任を決める静岡県知事選が告示されたことによって、川勝知事は自動失職した。
9日には最後の記者会見が行われたが、そこでは県政に対しての反省の言葉はなく、相変わらずの川勝節が飛び出した。
リニアについては「最大の公約は、南アルプスの自然環境の保全と水資源の確保、それとリニア工事を両立させることだった」「公約に関わる仕事に一つの区切りがついた」と理解に苦しむ発言をしたのだ!!(参考)
自然環境の保護・水資源の確保とリニア工事を両立させようと川勝知事が動いていたとは誰も思っていない。
そして、だ。「公約に関わる仕事に一つの区切りがついた」とも語っているが、1期目に掲げた退職金についての公約はどうなったのか。産経新聞が次のように報じている。
川勝氏は1期目の際には自身の公約に従い、退職金の受け取りを辞退したが、2期目、3期目の際にはいずれも退職金を受け取った。4期目は約1年余りを残しての退任となるが、規定通りなら約2800万円の退職金が支払われる。川勝氏は退職金を受け取るかを問われると、「受け取ります」と明言した。
なんと、だ。1期目の公約で退職金辞退を掲げていながら、受け取るというのだ。しかも、今回の退任の引き金は自らの失言であるにも関わらずだ。
これほどまでに言葉が軽い知事を他で見たことがない。このような人物を推薦・支持してきた政党はどのように責任をとるのか。
静岡県民には、今回の県知事選で二度と川勝知事のような人物を選ばないように冷静な判断を下してもらいたい。