立憲民主党の辻元さんが街頭演説で企業団体献金の禁止の必要性に言及→なんで民主党政権で事実上撤回したの？？？？
知名度、そして発信力を泉代表に買われ、代表代行という要職を担うことになった辻元さん。
補選での勢いを維持したいのか、辻元さんが東京で街頭演説を行った。そしてその街頭演説で企業団体献金の禁止の必要性に触れたというのだ。
企業団体献金の禁止は、あの民主党が公約に掲げていたにも関わらず撤回したもの。当時なぜ事実上撤回したのか説明してもらいたい。
企業団体献金の禁止？？なぜ民主党は撤回したの？？
立憲民主党で１、２を争う知名度を持っている辻元さん。そんな辻元さんが９日、東京都内で開催された街頭演説会に参加した。
その様子について次のように報じられている。
また辻元代表代行は、企業団体献金の禁止の必要性について触れるとともに、これまでの自民党の経済政策、とりわけアベノミクスの結果により円安と物価上昇が止まらない状況になっていることについて、献金先など限られた企業・団体の利益を誘導するような経済政策を行ってきたことによりわが国の経済が歪められてきたと指摘、自民党に代わる政治体制がいま求められているとして、立憲民主党への政権交代の必要性を訴えました。
（出典 参議院）
自民党の政治資金問題に関連して、企業団体献金の禁止の必要性に言及したというのだ。奇跡的に補選で３勝を挙げたにも関わらず、政策よりも批判が優先のようだ。
そして、だ。辻元さんが言及したという企業団体献金の禁止の必要性だが、民主党政権が公約に掲げていながら、事実上の撤回した過去があるのだ。
その撤回については日本経済新聞が報じていた。
民主党は26日、自粛していた企業・団体献金の受け取りを再開する方針を決めた。全面禁止を事実上撤回した形。2009年の衆院選マニフェスト（政権公約）で掲げた企業・団体献金の全面禁止をなお目指すが、野党から「公約違反だ」などと批判が出ている。
公約に掲げていながらできなかったことを、なぜ今改めて訴えているのか。できもしないことを訴えるとは民主党政権の時の反省が全く感じられない。
辻元さんは民主党政権で総理大臣補佐官、国土交通副大臣を歴任している。企業団体献金の禁止の必要性を訴える前に、なぜ当時できなかったのか真摯に説明してもらいたい。