【不当な干渉じゃないでしょ?】連合、衆院東京15区補欠選挙での立憲と共産の共闘「看過できない」⇒小池氏「不当な干渉。容認できない」
連合の芳野友子会長は4月18日、衆院東京15区補欠選挙を巡り、立憲民主党の公認候補が共産党の支援を受けている状況を「容認できない」と述べていた。連合は、16日の中央執行委員会で、衆院東京15区補選で立憲と共産が共闘したことについて「『市民と野党の共闘』候補として立憲民主党と共産党が並び立つ街宣が行われるなど、当該選挙区における両党の協力関係が顕在化した」「本事案は連合が連携する政党の取り組みとして看過できない」としていた。
これを受け、共産の小池晃書記局長は「政党間の取り組みに対する不当な干渉だ。市民と野党の共闘を壊すもので絶対に容認できない」として撤回を要求したとのこと。
共産党の小池晃書記局長は17日の記者会見で、連合が4月の衆院東京15区補欠選挙での立憲民主党と共産党の協力を「看過できない」とする文書をまとめたことについて、「政党間の取り組みに対する不当な干渉だ。市民と野党の共闘を壊すもので絶対に容認できない」として撤回を要求した。
不当な干渉も何も、連合は立憲の最大支持団体だ。連合と共産が水と油なのは小池氏もご存じのはず。「共産と連携すれば応援できない」と連合が立憲に意見するのは自然なことだ。逆に、小池氏こそ民間団体の主張を抑圧する発言ではないか?連合のスタンスは従来通りで、連合の意に沿わない行動をしたのは立憲だ。それなのに、立憲は連合の支持を得続けようとしている。筋から言えば、立憲の方が非常に身勝手だ。
気に入らないなら、共産は立憲に共産と歩むか連合と歩むか、態度をはっきりさせるよう迫ったらいい。
ネットの反応
連合の主張にはいろいろ思うところはあるが、連合の政治に関する言論・論評の自由は、保護されるべきであろう。
今の共産が生き残るには、立民に全面的に協力して野党政権樹立時に共産の思想を組み入れる…これしか方法はないんだろうが、歴史的に連合との敵対関係がある中ではどうしても連合からすると共産とは絶対に組めない事情はある。
公党が、労働組合とはいえ、民間の団体に圧力かけるって、かなりなことだと思うけど。共産党だからみんな麻痺してるのかな?
批判ではなく撤回要求というところが言論の自由を認めない全体主義政党らしい。労働組合への不当な圧力ですね。