玉木代表「基本政策の合意なく選挙協力も政権を共にすることもあり得ません」⇒泉代表「自己主張ばかりでは成功しません」
国民民主党の玉木雄一郎代表は9日、Xに「国家運営に関わる基本政策について合意することなく選挙協力も政権を共にすることもあり得ません」と投稿。
いつも同じことを言っていますが、国家運営に関わる基本政策について合意することなく選挙協力も政権を共にすることもあり得ません。本気で政権を担おうとするなら、政党間で基本政策の協議を堂々とやるべきです。このことは泉代表にも申し上げています。与党も野党も変わらなければ、次はありません。 https://t.co/7PkYrhl18i
— 玉木雄一郎(国民民主党代表) (@tamakiyuichiro) June 9, 2024
すると、この投稿に立憲民主党の泉健太代表が反応。
『政策合意』は連立政権の必須事項です。
政権をともにする覚悟を持つならば、それぞれ自己主張ばかりでは成功しません。党と党が、互いを尊重し、「いかに折り合い、まとめるか」。その姿勢をお互い持ち続けていきましょう。 https://t.co/M1deUAiDbR
— 泉健太🌎立憲民主党代表 (@izmkenta) June 9, 2024
互いが自己主張ばかりしていたらまとまる話もまとまらなくなるという言い分は理解できる。しかし、物事には譲れないことがある。国民民主党の場合は「非共産」と「国家運営に関わる基本政策の一致」だ。これは玉木代表も以前から指摘している。
泉代表は「互いを尊重し」と言うが、上記の投稿からは玉木代表を尊重しているようには見えない。「国民民主党を野党共闘に引き入れたい」と言う願望ばかりをぶつけていないだろうか。それと岡田克也幹事長の発言もそうだ。榛葉賀津也幹事長が「上から目線だ」と非難していたが、まったく相手を尊重しているようには見えない。岡田幹事長こそ相手へのリスペクトもなく、会見の度に妄想と願望を垂れ流して相手を不快にさせている。
泉代表は玉木代表に国民民主党を取るか共産党を取るか選択して欲しいと言われていることを理解していないのだろうか。
そして、我々国民も選挙協力や連立政権を組むうえで、政策の一致について重要視している。政策を蔑ろにした集まりはただの野合し、そんな集まりに政権を任せられない。