街頭演説の内容について問われると歯切れの悪い蓮舫さん。説明責任を果たすつもりはないの????
普段にも増して活発的に行動している蓮舫さん。しかし、だ。蓮舫さんと枝野前代表が行った街頭演説の内容が問題視されている。
この問題は国会でも取り上げられ、公職選挙法が禁じる事前運動に該当するのではないかと疑念の声が上がっている。
この疑念に対して、蓮舫さんは「政治活動の発言だ」、枝野前代表の事務所も「政党の政治活動として実施され、その範囲で行われたものです」と答えている。
日頃、説明責任を政府与党に求めている2人。これで説明責任を果たしたと思っているのか。
自らの非を認めようとしない蓮舫さんら
都知事選への出馬を表明し、普段以上に注目を集めることになった蓮舫さん。そんな蓮舫さんが序盤から躓き、公職選挙法違反の疑惑が向けられている。
蓮舫さんと枝野さんが行った街頭演説が参議院総務委員会で取り上げられたのだ。
浜田聡参院議員(無所属)は6日の参院総務委員会で、立憲民主党の枝野幸男前代表が東京都知事選(20日告示、7月7日投開票)に出馬表明した蓮舫参院議員について「蓮舫さんを勝たせよう」などと演説したことを問題視した。公選法は告示前の選挙運動を「事前運動」として禁じており、浜田氏は「事前運動に該当する要素がそろっている」と指摘。さらに、一部の民放が演説を放送したことも問題視した。
(出典 参議院インターネット審議中継)
このような指摘をしているのは専門家も同様だ。公職選挙法に詳しい大学教員は「黒色に近いグレーゾーンだ。そのまま読解すれば選挙運動だと解釈される余地が多分にある」と指摘している。(参考)
蓮舫さん、枝野前代表の両者は幾度も選挙を経験し、何が公職選挙法に引っかかるかわかっているはずだ。なんともお粗末な両者だが、更にお粗末なのがその言い分だ。
蓮舫さんは「政治活動の発言だ」(参考)、枝野前代表の事務所は「政党の政治活動として実施され、その範囲で行われたものです」と答えるに留まっているのだ。
政府与党に厳しく説明責任を求めているいつも姿はどこにいったのか。
仮に、だ。蓮舫さんが東京都知事に当選した場合、お気軽な野党議員の立場とは異なり、批判に晒されることが多々あるはずだ。そのような状況に陥った場合、今回と同様に説明責任から逃げるおつもりなのか。
ぜひ蓮舫さんには、今回の公職選挙法違反疑惑について説明責任を果たしてもらい、東京都知事になる資質を備えていることを証明してもらいたい。