玄葉氏「政権交代したら総理は野田氏が適任」⇒泉代表は「常に総理大臣になるシミュレーションをしている」と張り切ってるのに？
立憲民主党の玄葉光一郎元外務大臣は、ＢＳ番組に出演した際に、政権交代した場合「総理には野田元総理が適任」と述べた。
立憲民主党の玄葉元外務大臣はBS-TBSの番組に出演し、政権交代が実現した場合、総理と党の代表を分ける「総代分離」も選択肢とし、「総理には野田元総理が適任」との考えを示しました。
立憲民主党 玄葉元外務大臣
「昔、自民党の中に『総総分離』というのがあった。立憲民主党で言うと、総理と代表を分けるという考え方だって、私はあっていいと思っています」立憲民主党の玄葉元外務大臣は13日、BS-TBSの「報道1930」に出演し、政権交代が実現した場合、総理と党の代表を別の人物が務める「総代分離」も選択肢と指摘。
そのうえで、「今すぐ総理大臣と言えば、野田さんという声が出ているのは事実。野田さんが今一番、求められている」と述べ、野田元総理が総理に適任との考えを示しました。
また、枝野前代表も「有資格者だ」と述べました。
泉代表については「よく頑張っておられるし、総理になるための修行を今コツコツ積んでおられる」と話しました。
かつて自民党内でも「中曽根康弘総理、福田赳夫総裁」論が出て、安倍総理の時も「岸田総裁あるいは菅総裁」論があったようだ。麻生政権時にも「総総分離」が画策されたという話があるが、いずれも実現していない。
悪くはない考えだが、中には党内がまとまっていないというイメージを抱く国民も出るだろう。それに、うまく機能すればいいが、関係が悪化すれば総理派と総裁派にグループが割れ、俗にいう派閥争いが激化する恐れがある。そうなれば政権が不安定になるのは目に見えている。
それにしても気の毒なのは泉健太代表だ。
泉代表は、政権交代を目指すにあたり総理大臣の候補者と党代表とを分ける考えはないとした上で「常に総理大臣になるシミュレーションをしている」と張り切っている。玄葉氏の発言は泉代表の思惑を否定するものだ。それにあまり軽々しくする発言ではないと思う。ただでさえバラバラのイメージが強い立憲だ。さらにまとまっていないと国民は思うだろう。
ネットの反応
ならば、泉さんの立ち位置を明確にしてください。
その論理だと、何故泉さんが代表を務めているのかがわからない。
野田さんが首相に適任であるならば、野田さんを代表にすれば良い。
今大事なのは、政権交代できたら国のビジョンをどうするかですよ。
それだけ党内の泉氏のカリスマ性がないのか、立民の派閥が外から見るよりバラバラなのか。
やめてくれ。枝野氏はダメだ。