
毎日新聞「衆院選後に望ましい政権 最多は「立憲中心の野党連立」の33%」にネットから「ないない」「さすがに嘘だろ」「毎日新聞らしいニュース」の声
毎日新聞が報じた「衆院選後に望ましい政権 最多は「立憲中心の野党連立」 世論調査」が話題となっている。
衆院選後に望ましい政権 最多は「立憲中心の野党連立」 世論調査https://t.co/DyF5FuPV76
22、23日実施の毎日新聞世論調査で、次期衆院選後の政権はどのような枠組みが望ましいと思うかを聞きました。
— 毎日新聞 (@mainichi) June 23, 2024
22、23日実施の毎日新聞世論調査で、次期衆院選後の政権はどのような枠組みが望ましいと思うかを聞いた。最多回答は「立憲民主党を中心とする野党連立政権」の33%で、「自民党、公明党に日本維新の会を加えた政権」の15%が続いた。現行の枠組みである「自民党、公明党の連立政権」と答えた人は11%にとどまった。「その他の政権」「わからない」との回答も各20%あった。
この報道を受け、喜んでいる立憲議員もいた。
衆院選後に望ましい政権 最多は「立憲中心の野党連立」 世論調査 | 毎日新聞 https://t.co/vhyNZKWKrp
— 小西ひろゆき (参議院議員) (@konishihiroyuki) June 23, 2024
毎日新聞の投稿には「ないない」「さすがに嘘だろ」「毎日新聞らしいニュース」などと言ったコメントが投稿されていた。
一方で、NNNと読売新聞の調査では次のようだった。
次の衆議院選挙のあとの政権について、どちらを望むか、たずねたところ、「自民党中心の政権の継続」が46パーセントで、同じ質問をした前回5月の調査より4ポイント、上昇しました。
一方、「野党中心の政権に交代」は42パーセントで、前回と横ばいでした。
また、5月17日に産経新聞が報じた「自民一強の「現状維持」は認めず、「与野党拮抗」か「政権交代」 各社世論調査分析」では次の通り。
産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)が4月20、21両日に実施した合同世論調査では、次期衆院選後の政権のあり方について「自民党中心の政権の継続を期待」と「政権交代を期待」の2つの選択肢を示したところ、それぞれ40・1%、52・8%となった。
毎日「政権交代してほしい」62%
同じ日程で朝日新聞と毎日新聞も世論調査を実施し、同様の質問を行った。朝日は「自民党を中心とした政権」が39%、「自民党以外の政党による政権」が48%。毎日は「政権交代してほしい」が62%、「政権交代してほしくない」が24%だった。産経・FNN、朝日、毎日は、調査手法や質問・選択肢の表現が異なるものの、いずれも現状の自民党を中心とした政権の継続ではなく、「政権交代」を望む回答が多かった。この3社は「自公政権の継続」か「政権交代」すべきかの2つから選ぶ形をとったが、共同通信社と日本経済新聞社は「与野党拮抗」などを追加し、3つの選択肢を示した。
4月13~15日の共同通信調査では「与党と野党の勢力が伯仲する」(50・5%)が最も多く、「与党と野党が逆転する」(23・8%)、「与党が野党を上回る」(17・7%)と続いた。
日経「自公政権だが与野党互角」43%
4月29~30日の日経新聞の調査では「自公政権だが与野党の議席が互角」が43%で最多。「政権交代」が28%で、「自民、公明両党の連立政権の継続」は20%だった。共同、日経のいずれも「与野党伯仲」の形が最多で、「政権交代」までいかなくても自民一強の「現状維持」は認めないという結果だった。
これを見ると、読売、産経、朝日の「自民党中心の政権の継続を期待」の数字はそれほど離れていないが、毎日だけが異常に自公政権の数字が低い。共同と日経はほかの選択肢を追加している為、比較にならないだろうが、共同も日経も与野党互角を望んでいる人が最も多いようだった。
世論調査で各社のばらつきが出ることは多々あるが、これほどの開きは珍しい。どの新聞社の調査を信じるかは勝手だが、毎日の数字だけが異常なのは確かだ。