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枝野前代表が憲法議論について「政権交代をもう2往復ぐらい繰り返したら、良い議論ができるようになる」→まず議論する姿勢を示されては????

通常国会で相変わらず憲法議論すら避ける姿勢を示していた立憲民主党。3月には幹事懇談会の開催予定があったにも関わらず、立憲民主党が欠席したことによって開催されなかった。

そんな立憲民主党の前代表の枝野さんが「政権交代をもう2往復ぐらい繰り返したら、良い議論ができるようになる」と理解に苦しむ主張をしている。

議論から避ける姿勢が報道されることが多いが、「良い議論ができる」とはどういう意味なのか。

政権担当能力を示すためにも、次期国会では議論に加わってもらいたい。

良い議論?そもそも議論への参加も拒んでいたのでは?

立憲民主党が候補者発掘等を目指し、政治塾を開講している。その政治塾で登壇したのが前代表の枝野さんだ。

枝野さんは憲法改正について、「政権交代が当たり前の政治になれば、野党になった時のことを考えて憲法の議論をするくせがつく。政権交代をもう2往復ぐらい繰り返したら、良い議論ができるようになる。」と受講生を前に語った!!(参考


(出典 衆議院)

枝野さんは政権交代を経れば「良い議論」ができると指摘したが、そもそも議論への参加を拒んでいたのが立憲民主党だ。

3月には憲法審査会の開催には応じられないとの姿勢を立憲民主党が示したと報じられた。(参考

枝野さんはいったいどこで「良い議論」をするつもりなのか。そして憲法審査会に出席しないため、立憲民主党の憲法観が全く有権者に伝わってこない。

「良い議論ができる」と理解に苦しむ発言をした枝野さんだが、かつては率先して改憲案を示していた。

民主党時代に枝野さんが示した私案について、しんぶん赤旗が次のように報じている。

民主党の枝野幸男衆院議員は、『文芸春秋』10月号に「憲法九条 私ならこう変える 改憲私案発表」と題する論文を発表しました。軍事力の保有、集団的自衛権の行使、国連のもとでの多国籍軍への参加を容認する重大な内容です。枝野氏は、民主党内に新設された代表の直属機関である憲法総合調査会の会長に就任したばかりです。


(出典 官邸HP)

引用元 民主・枝野氏が「改憲私案」

改憲私案を発表していた民主党時代の枝野さんと、今の枝野さんでは随分違う印象を受ける。

枝野さんには過去の言動を思い出してもらい、立憲民主党の憲法観を国民に示すためにも、国会での議論に積極的に参加し、「良い議論」を行ってもらいたい。

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