世田谷区、ふるさと納税で都内自治体初の100億円超流出に区長が危機感も、ネットでは「ふるさと納税の成功」「ふるさと納税の目的が達成されている」
世田谷区は、ふるさと納税によって流出する2024年度の住民税が110億円に達し、都内で初めて100億円を超えたそうだ。
これについて、世田谷区長は危機感をあらわにしているとのこと。
東京・世田谷区の保坂区長は7月26日、ふるさと納税によって流出する2024年度の住民税が110億円に達し、都内で初めて100億円を超えたと発表しました。流出額は昨年度より約1割増え、10年連続の増加となりました。
会見で保坂区長は「5年もすると流出額が600億円になる可能性がある。学校の校舎の改築などインフラ更新も必要。(住民税の流出によって)影響を受けないわけがない」と危機感をあらわにしました。
世田谷区はふるさと納税の利用者に高額納税者の割合が多いとして、寄付額の上限設定などを国に求める方針です。
確かに世田谷区の立場からすると危機感を覚えるのは当然だ。しかし、「ふるさと納税の成功」「ふるさと納税の目的が達成されている」との声もあった。
確かに世田谷区にとっては大変かもしれないが、裏を返せば地方にお金が回っていることを示していて、本来の目的通りに事が進んでいると言えるのではないだろうか。
ふるさと納税は2008年5月から開始された。地方の自治体は知恵を絞ってお金を集めようと必死だったが、世田谷区は22年11月からようやく返礼品を大幅に拡充させた。区民に富裕層が多いことに胡坐をかいて、明らかに対応が遅く、他の自治体との競争に負けた結果で、厳しい言い方をすれば世田谷区の怠慢が生んだ結果ではないだろうか。
ネットの反応
これこそ【ふるさと納税】の成功だな
首都圏にいながら他の自治体を応援し日本の維持繁栄に使うことが本来の目的
首都圏にいながら他の自治体を応援し日本の維持繁栄に使うことが本来の目的
ふるさと納税の目的が達成されているのではないかな
自分は地元自治体にお金が落ちなくなるのであまり制度を利用してないけど、都内や関東の大都市は大変よね。
ふるさと納税の趣旨が返礼品ありきになっていて、
趣旨が変わってきている。
見直しが早急に必要では?
趣旨が変わってきている。
見直しが早急に必要では?
保坂区長は議会でこの問題を指摘され続けていたが、何も対策をせず、やっと最近になりお菓子等が出る様になった。
ふるさと納税する方だって、肉、海産物、米等の方が良いでしょう。
ふるさと納税する方だって、肉、海産物、米等の方が良いでしょう。
肉や海産物の返礼品が用意できないからといって、最初からうちには無理、と諦めてませんか??