中国で拘束のアステラス社員が起訴される⇒中国外務省、日本に「自国民が中国の法律や法規を順守し、中国で違法な犯罪活動に従事しないよう教育・指導することを望む」⇒ネット「どの口が言う?」
中国でスパイ行為に関わったとして国家安全当局に逮捕されていた、大手製薬会社のアステラス製薬の50代の日本人男性社員が「スパイ罪」で起訴された。
これを受け、中国外務省の報道官は、日本側に対し「自国民が中国の法律や法規を順守し、中国で違法な犯罪活動に従事しないよう教育・指導することを望む」と述べたという。
中国外務省の毛寧(もう・ねい)報道官は22日の記者会見で、アステラス製薬の日本人男性社員を「スパイ罪」で起訴したと明らかにした。具体的な起訴内容など詳細については回答を避けた。
毛氏は、日本側に対し「自国民が中国の法律や法規を順守し、中国で違法な犯罪活動に従事しないよう教育・指導することを望む」と述べた。
日本政府関係者によると男性は今月中旬に起訴された。昨年3月に駐在を終えて北京から帰国予定だったが、直前に国家安全当局に拘束されたとみられ、昨年10月に正式に逮捕されていた。
その言葉、そっくりそのままお返ししたい。日本は日々、中国人観光客などによる犯罪や悪質な悪戯に迷惑している。そして、中国は、国自体が国際法をも無視しているではないか。
アステラス社員のスパイ容疑も、きわめて恣意的な運用の「反スパイ法」によるもので、言いがかりでしかない。「具体的な起訴内容など詳細については回答を避けた」が何よりの証拠だ。日本企業の中国進出が、自社社員にとってどれほどリスクが高いか自覚して欲しい。ましてや、世界各国にスパイを送り込んでいる中国がよく言えたものだ。こういうのを盗人猛々しいと言う。
なお、他の報道によると『日本政府は早期解放に向けて男性への支援を続けており、金杉憲治駐中国大使らが男性と領事面会を行っている。日本政府関係者によると、これまでのところ男性の健康状態に大きな問題は確認されていない』とのこと(参考)。
ネットの反応
まず鏡見ようか、中国外務省。