なぜ自民の支持率が下がった分、立憲が上がらないのか?
「なぜ自民の支持率が下がった分、立憲民主が上がらないのか?」について。
7日に告示、23日に投開票となる立憲民主党の代表選。
自民党の総裁選も迫る中、野党第一党のリーダーに求められるものは何か? JX通信社代表取締役の米重克洋氏に聞いた。
米重氏は「自民党に対する国民の不信が小さくない中、無党派層がカギを握る」と明言した。
「無党派層には政治不信を抱えた人が多くいる。先の都知事選の“石丸現象”のようにこの無党派層が自民党でも立憲民主党でもない“第3の選択肢”を求めて、ある特定の候補者に集まると大きな力を生むのだ。その背景には、旧民主党政権が終わり安倍政権になった際、旧民主党に失望した人たちと、自民党政権に失望している人たちが合わさって無党派層になった経緯がある。無党派層の人たちは、ある意味今の政治はもう与党・野党、右左に関係なく失望してるため、彼らをある意味取り残さないような議論しなければ野党の支持率は上がっていかない。自民党の支持率が下がっても、立憲民主の支持率が上がらない要因はそこにある」
引用元 なぜ自民の支持率が下がった分、立憲民主が上がらないのか?…ヒントは“石丸現象”? 代表選迫る立憲民主に欠けている“視点”とは
概ねその通りだと思う。しかも、立憲民主党は「民主党とは違う」と主張するが、実際に党を動かしているのは民主党の面々だ。どんだけ違いをアピールしようが、国民の多くは立憲民主党は旧民主党と思っているだろう。さらに、共産党との連携が無党派層に決定的に印象を悪くしたのではないだろうか。
民主党政権を悪夢と感じた人が今の立憲を支持するとは思えない。本当は立憲に代わる野党第一党の誕生が望まれているのだと思うが、どうやらめぼしい政党が居ないというのが現状なのだろう。
ネットの反応
現与党の自民党は保守政党ではなく若干右よりの中道政党です。そして、選挙で勝ち続けて議席を得た実績が今の地位なのです。
当然ながら最小限の政権運営能力はあります。
かつての民主党政権がなぜ結局自民党に政権を明け渡すことになったのか、それは素人丸出しであった上に、経済学に基づいた経済政策を行わず、政策の非を認めようとしなかったからです。
当然ながら最小限の政権運営能力はあります。
かつての民主党政権がなぜ結局自民党に政権を明け渡すことになったのか、それは素人丸出しであった上に、経済学に基づいた経済政策を行わず、政策の非を認めようとしなかったからです。
立憲民主党が国民から信用されない最大の理由は、安全保障と外交に関するきちんとした方針を決めていないことです。前回の民主党政権の惨状を見ると民主党は安全保障と外交についてきちんとした考えを持っていなかったということです。
立憲は、政策提案型のリベラル中道政党を目指すと言いながら、与党の批判ばかり。その上、集票目的に共産党と連携するのでは、与党の支持率が下がっても、無党派層が増えるだけで、立憲の支持者は増えない。
国会見てても、予算審議や政策論争よりも批判や重箱の隅を突く様な追求が目立つからね。
与党の足を引っ張ることで、与党の支持を減らすことはできるかもしれないが自分の党の支持は必ずしも伸びない。