総裁選の共同記者会見で、小泉氏主張の解雇規制の見直しに、他候補から異論続出!




自民党総裁選に出馬した候補者らが共同記者会見を開き、論戦が交わされた。

その際に、小泉進次郎元環境相が主張する解雇規制の見直しについて、他の候補から異論が相次いだ。

自民党総裁選(27日投開票)に出馬している候補者9人は13日、党本部で開かれた共同記者会見に臨んだ。小泉進次郎元環境相(43)が「1年以内に行う」としている3つの改革の1つ、解雇規制の見直しを含む労働市場改革に対し、他の候補から意見が相次いだ。

記者が発言の真意を進次郎氏に問い、その他の候補に「解雇の自由化」の見解をただすと、進次郎氏は「解雇の自由化を言っている人は私を含めて誰もいない。全員が労働市場の改革が必要と思っている」と主張。一方、高市早苗経済安保相(63)は「退職の自由がもし認められていないなら困るが、民法で認められている。非常に短い期間の議論によって立法し、その判例を覆すというのは容易なことではない」と異論を唱えた。小林鷹之・前安保相(49)は「労働市場の流動性を高めるのは大切だが、安易な解雇規制緩和は働く人を不安にしかねず、慎重であるべきだ」と訴えた。石破茂元幹事長(67)は「雇用をめぐる状況が変わっていることをよく認識しないといけない」と述べた上で、解雇のケースなどに触れ「精査をした上で答えを出したい」と述べた。


(出典 自民党)

引用元 小泉進次郎氏持論に異論噴出、解雇規制見直し巡り 自民党総裁選・共同記者会見

小泉氏の主張する解雇規制緩和については、この他にも経済評論家や知事など、多くの識者などが異論を唱えていて、慎重であるべきとの声があがっているようだ。

他にも報ステなど、小泉氏は番組などに出演し、政策などについて語っているようだが、政治家としての薄さと未熟さが益々露見している印象だ。

これで人気トップと言われているのだから恐ろしい。

ネットの反応

解雇規制の見直しを含む労働市場改革って、まだまだ国民としての議論ってあまりしていないよね。それを1年以内に改革って、強引過ぎないか。
親子そろっての雇用の愚策が表出しています。
解雇規制を緩くして雇用の流動化が進むかと言ったら人手不足の日本で思い通りの結果になるとは思えない
代わりに専門性を持った使える人材が雇用市場にあふれているわけではない
単に正社員を非正規雇用に切り替えることが増えるだけではないか
日本独自の終身雇用制度が雇用の流動性や経済の足かせになっていて時代遅れとなっている部分もあるでしょう
しかしこの制度は戦後日本を支えてきた社会構造そのものでもあります、それをたかだか1年で達成するというのは皮算用が過ぎるのではないでしょうか
小泉氏はある意味、自民党にとんでもなく貢献していると思います。
9人乱立する中で、痛い問題児として多くの国民を引き付ける役割を果たしています。







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