【全特の次は麻生派に支援要請?】小泉氏、麻生副総裁に「力を貸してください」⇒「脱派閥と改革」はどこへ?
自民党総裁選の候補者の小泉進次郎元環境相が、麻生派会長の麻生太郎副総裁と面会し、「力を貸してください」と支援を求めたそうだ。
自民党総裁選に出馬している小泉進次郎元環境相は24日、麻生派会長の麻生太郎副総裁と東京都内で約30分面会し、議員票の上積みへ「力を貸してください」と支援を求めた。関係者が明らかにした。麻生派には衆参両院議員計54人が所属しており、議員票の比重が高い決選投票で勝敗の鍵を握る可能性が高い。
総裁選では、小泉氏と石破茂元幹事長、高市早苗経済安全保障担当相が上位を競う展開になっている。
「今回の総裁選で「脱派閥と改革の貫徹」(小泉氏の支援議員)を目指す」(参考)はどこへ行ったのだろうか。また、「フリーアナウンサー青井実から「派閥の意向を受けない改革、本当にできるんでしょうか?」と聞かれると「はい、そこは必ずやります」と即答」との報道もあったが(参考)、派閥に頭を下げて「派閥の意向を受けない改革」が出来るのだろうか。
派閥が悪いか否かは置いといて、小泉氏の今回の麻生氏への支援要請は、総裁選候補に担いでくれた議員たちへの裏切りではないだろうか。
小泉氏は全国郵便局長会(全特)幹部と面会し、党員票獲得へ支援を求めたが、この時も非難の声が多数あがっていた。
小泉氏はよほど追い込まれているいるようだが、言っていることとやっていることが違う人にこの国は任せられない。だったら最初から無理なことを言わない方が良かった。それに、初志貫徹していた方が、今回がダメだったとしても次に繋がったかもしれない。
ネットの反応
この小泉氏の行動は、有権者にはどのように映るのだろうか?
残る派閥領袖への助力依頼。自民党の「脱派閥」「刷新」の現実。
刷新感とか脱派閥と言ってきたのに、派閥の長にお願いに上がるのでは矛盾しているのではないか。
麻生氏と菅氏の仲を考えると、解せない動きである。これが政治の世界なのか。小泉氏は、菅氏の後押しで、出馬しているのではないのか。
先日は父小泉純一郎と敵対関係にあった全国郵便局長会に支援を求めたり、今回はバックについてる菅と敵対関係にある麻生に支援を求めたりと完全に追い込まれてるのが良く分かる。
全国特定郵便局長会の次は麻生さんにまでやるか。結局「古い自民党」そのもの
なりふり構ってられなくなったってことかな?