玉川氏、トランプ氏勝利だと「ガラスの天井。やっぱり女性では駄目なのかとなるのでは」⇒自民総裁選では石破氏勝利で「政権政党、国民政党としてのリアリズム」と評価していませんでした?
テレビ朝日「モーニングショー」に出演の玉川徹氏は、米大統領選について「僕はハリスさんが大統領になるのかなと思ってきたんですけど、もし、そうじゃなかった場合は、男性・女性の支持者の違い、男性はやっぱり男性の大統領を選ぶのか、みたいなことになりかねないと思うんです。ガラスの天井って言われる。本当にトランプさんになったとしたら、アメリカでは人種の問題よりも、女性だとだめなのかって話になるんじゃないかと、注目しています」と述べた。
5日のテレビ朝日「モーニングショー」では日本時間同日夜に始まる米大統領選を特集した。
コメンテーターの玉川徹氏は、過去40年の米大統領選で9割予想を的中させているとされる歴史学者アラン・リクトマン教授が、今回はカマラ・ハリス氏の勝利と予想していると紹介した。
「13ある指標のうち8つを与党側が満たしていたら、与党側の勝利。今回は民主党が与党になり、リクトマン教授は今回はハリスだと言っている」と語った。
そのうえで「僕はハリスさんが大統領になるのかなと思ってきたんですけど、もし、そうじゃなかった場合は、男性・女性の支持者の違い、男性はやっぱり男性の大統領を選ぶのか、みたいなことになりかねないと思うんです。ガラスの天井って言われる。本当にトランプさんになったとしたら、アメリカでは人種の問題よりも、女性だとだめなのかって話になるんじゃないかと、注目しています」と述べた。
引用元 玉川徹氏 米大統領選、9割的中教授がハリス氏予想→これでトランプ氏勝利だと「ガラスの天井。やっぱり女性では駄目なのかとなるのでは」
ガラスの天井は、特に女性の能力開発を妨げたり、上級管理職への昇進昇格やキャリア形成を阻害したりする要因として用いられることが多い言葉。2016年の大統領選でヒラリー・クリントン氏が敗北した際に「最も高くて硬いガラスの天井はまだ打ち破れていないが、いつか誰かが、私たちが考えているより早く達成してくれるだろう」と語っていた。
玉川氏は、米大統領選でトランプ氏が勝利すれば「性別のせい」にしたいらしい。
しかし、玉川氏は自民党総裁選を巡ってはこんなことを言っていた。
過去最多9人が立候補する混戦で、1回目投票で過半数獲得の候補者が出ず、高市早苗経済安全保障担当相が1位、石破茂元幹事長が2位。両氏による決選投票で石破氏が勝利した。
玉川氏は、この結果に「結局、自民党が政権政党、国民政党としてのリアリズムがあったんだなと。田崎(史郎)さんがおっしゃったように、1つは外交の問題ですよね。日米関係すらおかしくなってしまう可能性がある。本当に現職の総理大臣が靖国に参拝したら何が起きるのかっていうのは火を見るより明らかなことだから、そこの部分もリアリズムだった」と指摘。
米大統領選と自民党総裁選では随分と違う指摘をしている。
なぜトランプ氏が選ばれればリアリズム(現実的)と指摘できないのか。それは玉川氏がハリス氏を応援していて、自民総裁選では石破氏を支持していたからだろう。応援している方が勝てばリアリズムと良い評価をして、応援している方が負けた際には性別のせいなどの悪評をする。うまく使い分けている。
これがメディアのコメンテーターだ。
ネットの反応
自民党総裁選は、男性の石破茂と、女性の高市早苗が対決した時、玉川は何を言ったか、政策が第一で男女は関係ないと発言した。
ハリスは知識も説得力も乏しく、強いアメリカを実現できないでしょう。