林官房長官、死刑制度に関し「政府として制度を廃止することは適当でないと考えている」
死刑廃止論について、林官房長官が「政府として制度を廃止することは適当でないと考えている」と述べた。
林芳正官房長官は14日の記者会見で、死刑制度に関し、「国民世論の多数が、極めて悪質、凶悪な犯罪については死刑もやむを得ないと考えている。政府として制度を廃止することは適当でないと考えている」と述べた。
元検事総長らが参加した「日本の死刑制度について考える懇話会」は13日、死刑には多くの問題があるとして、国会や内閣に死刑存廃を含めて議論する場を求める報告書を公表した。これに対し、林氏は「現時点で会議体を設けることは考えていない」と語った。
(出典 官邸ホームページ)
死刑について、毎日新聞は次のように報じている。
死刑廃止が国際的な潮流となる中、執行を続ける日本の国益が損なわれている疑いを挙げ、死刑に犯罪抑止力があるとする考えについても「科学的な証明はない」と言及した。
死刑制度、民意も「存続理由にならず」 有識者らが存廃検討を提言 | 毎日新聞 https://t.co/2sv2h9GMFy
— 毎日新聞政治部 Mainichi Political News (@mai_seijibu) November 14, 2024
朝日新聞もこんな報道をしていた。
死刑制度が長く存続する日本。
廃止している欧州の国々とは、人権についての考え方や国家観に隔たりがあるようです。✅死刑制度の廃止めぐり欧州と日本の埋まらない溝、人権の考え方や国家観に隔たり?https://t.co/YONVYVyreq
— The Asahi Shimbun GLOBE+ (@asahi_globe) May 29, 2024
死刑については賛否割れているようだが、国民の多くは支持しているという指摘もある。
個人的には死刑存続派だ。他者の人権を奪った者の人権を守るというのは違和感しかない。また、被害者家族の心情を推し量る必要もあるだろう。
「相応の罰」とか「罪を償う」という言葉があるが。凶悪な殺人に対する相応の罰とは?罪を償う方法があるのか?ということを考えさせられる。
ネットの反応
そういったものへの抑止として間違いなく必要だ。
現状から死刑だけ無くすのは大反対。
最近は特に犯罪が凶悪化してますし、故意に罪もない人の
命を残虐に奪った以上は命をもって償うべきだと思います。